【開催見解】第3回園田競馬前半(5/3~5)

 メインレース3連勝で迎えた先週、人気馬騎乗が続いただけにその数字はどこまで伸びるのか注目された大山Jだったが、結局は4でストップ。しかし、その翌々日にはまたメインを制してしまったのだからこの6日間で5回も表彰台に立ったことに。絶好調男は今週(3~5日)もまた表彰台に立つのか。3日は有力馬騎乗も4日はJRA勢圧倒的な兵庫CS、5日は展開に恵まれないことには・・・という伏兵馬、そんなわけでちょっとばかり情勢は厳しいかもしれない。なおこのゴールデンウィーク期間、園田場内ではイベントも満載、どうやら天気にも恵まれるようで入場料の100円一枚だけ握り締めてでOKですので一度、園田競馬場内に足をお運び下さい。

 

 サテそんな園田競馬、GW期間中のメインは4日に行われる第18回兵庫チャンピオンシップ。JRAから5頭、地方他地区から3頭、地元4頭の計12頭で争われるのだが、どうみてもJRA勢優位は動かない。中でも上位を形成するのはオープン勝ちのあるリゾネーター、ダート無敗のクイーンマンボ、超堅実な走りのタガノディグオ。少し離れて園田向きの先行力秘めるシゲルコング、ノーブルサターンとなる。とにかく馬券圏内はこの5頭、どう組み合すかだけである。

 

 5日は第53回目を迎える兵庫大賞典、こちらは兵庫CSとは打って変わって白熱したバトルになりそう。注目は前走完勝のタガノトリオンフ、楽な2番手付けだったとは言え文句の付けようがない完璧な強さだった。そのときの[2]着がアサクサセーラ、当時は初めての57kgも影響した感、現に斤量2度目となった前走がサウスウインド、エーシンクリアーと言った重賞の常連に先着なのだから…。そのサウス今度は背も56kg、となると一層粘っこい走りになることは間違いなくこれまたV有力。クリアーも56kgなら本来のロングスパートが利きそう。インディウムは久々の中距離戦、折り合いさえスムーズなら一発ありそうだし、同厩バズーカは昨暮れの園田金盃を制した実力、他にも決め脚のあるバレーナボス、ハルイチバンで◎○▲△×がそこら中に散らばることは間違いなし。実に面白いレースになりそうだ!

 

 3日はB1級の1,400m戦がメイン、上位3頭は2連勝中ゼラルダ、レース巧者マルカリード、上昇著しいルミナス。ここへA2からの降級アグネスハビット、南関東からの転入馬ナイキフェイムがどこまで迫れるかだろう。またこの日は名古屋でかきつばた記念、兵庫県からはトウケイタイガーが参戦ですのでご期待、ご注目のほどを。

 

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

競馬キンキロゴ

 

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞