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【開催見解】第3回園田競馬後半(5/10~12)

 天候にも恵まれたゴールデンウィーク開催、園田競馬は大いに盛り上がった。幸先を切ったのは3日、名古屋かきつばた記念に遠征、後続馬に影をも踏ませずの逃げ切りを演じたトウケイタイガー。

予想を遥かに越えた大渋滞に巻き込まれ園田から名古屋まではナンと通常の倍以上の5時間、そんな中でも平常心を乱さなかったというのだから立派のひとことに尽きる。兵庫県馬4頭目のグレードレース制覇は嬉しい限り。このあとも適当な番組があれば意欲的に他場に出て行くと言う。4日は兵庫チャンピオンシップだったが、ここは戦前から分かっていた通りJRA勢の独壇場、ただ、一番人気に支持されたリゾネーターはまったく反応せずの4着。一体どうなってしまったのか 、果たしてこのあとの巻き返しはあるのか。
 5日は伝統の一戦、兵庫大賞典。重賞ウイナーが7頭も揃ったこの一戦、堂々の逃げ切りを収めたのはサウスウインドだった。重賞請負人赤岡Jがスタートだけに神経集中、エーシンクリアー以下の追撃を見事に封じ込んだ。絶好の仕上がりだったとは言えあれだけの巧リードを見せられては他陣営も完全に脱帽だったか。

 

 サテ今週の園田競馬は10~12日(水、木、金曜)の3日間開催。

 期間中のメインは12日に行われるA1級の1,400メートル戦で出走予定は連続してJRA勢を撃破(由良川特別、逆瀬川特別)したケンキャクハーバー。背57キロになっても今の充実ぶりなら特に問題なしか。マルトクスパートは2走前の1,230メートル戦でそのケンキャクに1馬身差を付けてのゴール。しかも当時の斤量差は3キロ、同斤の今回、机上計算からは負けられないのだが、向こうにはJRA勢を負かした勢いがあるだけに…。あとでは1年4カ月ぶりを叩いたトランヴェール、前走JRA1600万級(5)着で再転入となったグレイレジェンド。

 11日はA2級の1,700メートル戦がメイン。注目は何と行っても昨年の兵庫ダービー馬ノブタイザン。今回の追い切りは単走だったためか、思ったほど時計は出なかったが、気配は一層良化、ここに入っても気後れするとは思えず単なる通過点になりそう。相手は園田オール連対ミッレミリアにレース巧者エイシンニトロが最有力。ただ、未知なる怖さはJRA1000万級からの転入、ロジテールにテーオービックバン。共に園田向きの先行力ありそう。

 10日はB1級の1,700メートル戦がメイン。混戦ムードだが、ひとまず中心的存在は前走57キロでもシッカリ伸びてきたコスモノビリス、この距離は過去に一度走って(3)着、十分対応できる。メイショウムラサメは現在2連勝中、そこまでの派手さはないものの終わってみればキッチリ先頭に出ているという安定したレースぶり、B1級でも見劣ることはない。軌道に乗ってきたウォーターティアナ、単騎逃げが見込めそうなグロシュラライトも圏内だし、初陣アムールクエスト、ネオヴァリアントも底力は相当で。

 

 

 (文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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