【開催見解】第6回園田競馬後半(6/21~6/23)

 兵庫ダービーはブレイヴコールの逃げ切りだった。数少ないカルストンライトオ産駒、1870mを克服した自信は大きく、この先更なる飛躍が期待できることだろう。果たしてこのあと各地ダービー馬が集う大井ジャパンダートダービーへ行くのかどうか。注目が集まるところだ。サテ今週の園田競馬は馬よりも人、JRA札幌ワールドオールスタージョッキーズへの出走権を賭けたスーパージョッキーズトライアル第2ステージがメイン。現在のところ札幌に最も近いのは35ポイントを挙げる船橋の中野J、園田での騎乗馬はマンテンスマイル、ゴッドバローズに決まった。両馬とも勝ちみには遅いが、追えば追うだけシッカリと伸びて来る、ポイントを加算するには格好の馬かもしれない。 2位、大井真島Jはパワーローランにケイツーエマー。こちらは共にハナに行ってこそ、殆ど楽逃げとなりそうなのは2鞍目のケイツー、どこまでペースを落として逃げられるか。3位、高知永森Jは昨年の覇者、騎乗馬はアビス、エリモブリーズと伏兵中の伏兵馬に決まった。そして地元期待の田中Jはハヤブサタイザン、ミラクルナイトに。ハヤブサは目下絶好調、前走内容からも一番人気になることは間違いなさそう。対するミラクルは近走が案外も今回の追い切りは動いた、転厩でムードがするようなら・・・。
22日のこの2鞍シルバーブーツ賞、シルバーホイップ賞は必見ですので。

 

 21日はA2級の1400m戦がメイン。上位を形成するのは前走3角手前で前が詰まり、大幅にポジションを下げながらも3着 に盛り返したナナヨンハーバー、前走鮮やか過ぎるほどのイン抜け出しだったトーコーポセイドン、初距離が大きく影響、出負けしたジェット。ここへ決め脚のあるアルカナ、マイネルコンキスタがどう迫ってくるか。

 

 23日はA1級の1700m戦がメイン。共に前走が案外だったものの一昨年のダービー馬インディウム、今年の新春賞馬エイシンニシパが出走予定。どこまで軌道修正なっているかだが、メンバーは相当に甘い。ここは本来のスタイルを取り戻さないことには・・・。ミッレミリアは初のA1戦。それでも前走は負けて強しの内容だったし、背54kgなら即通用してもいい。3走目を迎えるベルサリエーレ、グレイレジェンドも圏内だし、転厩初戦となるトリニティチャーチもキッカケさえ掴めば・・・。

 

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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