【開催見解】第21回園田競馬前半(12/26・27 重賞:兵庫ゴールドトロフィー[JpnIII])

 27日は大井、28日は中山で2017ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド。残念ながら兵庫3騎手はトライアルラウンドでの敗退となってしまっただけに興味半減なんだが、ひとまず園田ラウンドで[1][2]着と大活躍したJRA森Jがどんな騎乗を見せるのか注目する。それでも応援するのは川崎、中越琉世J。現在雑賀厩舎に在籍する中越厩務員(元騎手)の長男だ。南関東ブロック3位からの本線出場は当落ギリギリのラインでの生き残り。この強運、勝負強さ、粘っこさを大舞台で引き出してほしいもの。親父は明日、調教を終えてから現地まで応援に向かうとのこと。明後日の調教現場、挨拶は『おめでとう』に変わりますように。サテ園田競馬もいよいよ年末年始の変則開催。 まずは26~27日の2日間、28日は休んで29~31日までの3日間、更に年明け1日休んでの2~4日までの3日間。つまり26日からは○○●○○○●○○○というようになる。

 

 26日のメインはB1級の1,700m戦。大本命は園田無敗マイフォルテ。時折りゲート出遅れがあって出世はスローだが、能力は明らかに重賞級、新年の新春賞に出たとしても何ひとつ不思議でない馬だ。大外枠も歓迎でまず負ける要素はない。相手も前走不利のあったトウケイロイヤルでほぼ。初陣ビクトリーミノル、前走好内容のデルマオカルがそのあとに続く。

 

 27日は第17回目を迎える兵庫ゴールドトロフィー。本命には岩手の雄ラブバレットを指名、前走笠松グランプリが強すぎたし、これまでダートグレード競走は7度の入着、54のハ ンデも有利と言えそうだし、今度こそ大輪咲かす。サイタスリーレッドは前2走が案外も3走前にはレーザーバレットを負かしている。小回りにも対応できるだけにここは改めて。レーザーは岩田J3連続での騎乗、しかも勝手知ったル園田コース、3カ月ぶりでもV争いは確実だろう。地元トウケイタイガーは見えない疲れがあったようで前走後はシッカリと馬体ケアに努めた。その甲斐あって追い切りの動きにはこれまで以上の力強さがあった。エイシンヴァラーは笠松グランプリ[2]着、どんな流れにも対応できるし、53kgなら十分抵抗できそう。

 

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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