【開催見解】第23回園田競馬前半(1/16 ~1/19  重賞:園田クイーンセレクション)

 

 期間限定で先週から園田で騎乗の金沢・青柳Jは初戦、2戦目で(2)着、翌日には6番人気馬で勝利を呼び込むなかなかの活躍ぶり。今週からは3年連続参戦となる池田Jも騎乗スタート。金沢のふたりが園田を大いに盛り上げてくれそうだ。

サテその園田競馬、今週は火~金曜(16~19日)までの4日間開催でメインは18日に行われる園田クイーンセレクション。

 笠松から遠征の4頭はすべて1勝馬、その中には重賞好走馬、JRA善戦馬もいるが、そこまでのインパクトがあるとは思えない。これなら兵庫県馬の上位独占も有り得そうだ。

 

期待は大晦日の園田ジュニアグランプリ(3)着ミネオラチャン、どうしても掛かり気味に行ってしまう気性だけにペースが落ち着く1700メートル戦よりは明らかに 1400メートルの方が戦いやすい。

現に前走もスタンド前から掛かり気味に動いて(3)着、もう少し辛抱できていたなら(2)着はあったかも。今回は高知の赤岡Jを起用、彼ならテン乗りでも大丈夫。

そのミネオラチャンにリズムを狂わされたのがトゥリパ、それでも差し有利の展開になったなか(4)着に残ったのだから根性は大したもの。ペース次第でふたつ目の重賞獲りも十分。

ショコラパフェは園田2走目となった前走が圧勝、門別実績からもまだまだ伸びしろは十分だし、さほど展開に左右されない点も強味。アンナラヴェリテは前走が惜しいハナ負け、僅か2戦のキャリアでもセンスは高く評価できるし、逃げ一辺倒でもないような気が…。

 

 16日はB1級の1700メートル戦がメイン。中心は園田2戦目となるビクトリーミノル 、前走は相手が悪すぎただけ、素軽さ増した2走目は大チャンス。スターレーンは前走が久々の園田V、あれで弾みが付きそうな感じがするし、2~3歳時の重賞好走を思えば現級に甘んじていることがおかしい。ロータスガーデンはそのスターに首負け(2走前)前走も惜しい負けだったし、勝てないながらも走りは充実してきた。距離が延びて良さそうなオースミマルス、連続(3)着デルマオカルへ。
 17日はA1級の1400メートル戦がメイン。目覚めたベルサリエーレ&松本幸コンビがまたも先手が取れるのかどうか。まず最初の注目点はここ。内に背3kg差のマイアリエスがいるだけに何となく今回は控える競馬を強いられそうだが、今の充実ぶりならその形になっても怯まないかも。レース巧者のナチュラリー、展 開が向きそうなビッグリバティも引き続き圏内だし、3カ月ぶりとなるチーフアセスメントも及第点以上の仕上がり。決め脚のあるハタノキセキを含めて上位伯仲戦に。
 19日はA2級の1400メートル戦がメイン。連勝が止まったダイリンエンドだが、これは相手が予想以上に強すぎただけ、自身にショックはない。ウインピアチェーレは青柳Jとの新コンビか。うまく流れに乗り切れば前走のように着外になることはない。初陣ダブルフェイスも好仕上げ、大型馬でもポン使いは利きそう。現級2走目エイシンヒマワリ、エイシンヴィーヴォの巻き返しもありそうだし、なかなか面白い、見ごたえのある一戦になることは間違いない。

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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