【開催見解】第1回園田競馬前半(4/3~5)

 先週木曜日の木村J、騎手引退&調教師転身セレモニー、如何でしたしょうか。ちょっぴり大きくなってしまった彼、やはりスーツ姿での登場だったが、ラストも実に爽やか。もらい泣きをされた方も多かったのではなかろうか。とにかく多くのファンの皆様に駆けつけて頂き、彼に成り代わりまして御礼申し上げる次第であります。そんな彼、1日付けで調教師。2日の調教時からはヘルメットの色も変わった。しかし、相も変わらず明るい、元気いっぱい。これはいい先生になりそうな予感がする。

 

 サテ園田競馬は今週も火、水、木曜(3~5日)の3日開催で期間中のメインは4日に行われるA1級の1870メートル戦。ここへ先週、名古屋大賞典を回避したキクノソルが出てくる。追い切り後 に軽い違和感が生じ、遠征キャンセルとなったのだが、調教は決して緩めていないし、まず仕上がりに問題はない。前走が+18キロだっただけにまだ幾らか重めが残っているかもしれないが、能力は傑出しているだけに単不動と見るのが妥当だろう。相手筆頭は前走六甲盃で0秒1差まで迫ったエイシンホクトセイ。そのあとが粘り復活アサクサセーラ、逃げずとも安定してきたベルサリエーレ。

 

 

 3日はB1級の1400メートル戦がメイン。9頭とやや頭数は寂しくなったが、上位は拮抗。中でも最もチャンスありは吉村Jに乗り替わったオレハツライヨか。前走は直線に向いてスムーズさを欠いた分だけの負け。デルマアツヒメはB2級連勝で今回初めてのB1級。410キロ前後の馬体でも根性は一級品だし、今の状態なら軽く 突破かも。フェンガリは近走、順調に使い込めていないものの潜在能力は上位、小回りコースとの相性もいいだけに再転入初戦でも警戒必要。

 

 5日はA2級の1230メートル戦がメイン。傑出馬不在で混戦ムードだが、ひとまずワンダーヴァローレ、エイシンヴィーヴォが上位形成か。ワンダーは前走1400メートル戦に距離短縮で一変、今回更に短縮は一層あと押し材料になりそう。エイシンは今でこそ距離の長短不問だが、以前は1230メートル戦に好走は集中していた。ただ、久々だけにペースに戸惑わないことが前提となるが…。他ではスピード秘めるダブルフェイス、ギャラクシーエクス、堅実駆けのウインゴスペル。

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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