【開催見解】第1回園田競馬後半(4/10~12 重賞:菊水賞)

 日曜日、佐賀ル・プランタン賞へ遠征したレコパンハロウィーは(3)着、ミネオラチャンは(8)着に敗れた。なかなかペースが上がらず先行馬有利の淡々とした流れが影響した感じだったが、いつもなら掛かりながらポジションを上げて行くミネオラがまったく見せ場もなく終わったのは何故?もしかすると前走、名古屋に続いての輸送、馬体減りが影響したのかも。次走は地元のじぎく賞、真価が問われることになりそう。対するレコパンは前半あれだけ離されながら、4角あれだけ外を回されながら3着なら上々、上がりの脚はひと際目立ったし、負けはしたもののアピールポイントは高かった。このあとは17日の名古屋、東海クイーンカップを目指す予定。

 

サテ今週の園田競馬は通常通り の火、水、木曜(10~12日)の3日間開催で期間中のメインは12日に行われる第50回菊水賞。2歳時のチャンピオン、コーナスフロリダが前哨戦で敗れたことにより断然ムードはなくなったが、それでも主軸になるのはこの馬。どんな流れ、展開になっても即対応できる点は大きな強味である。前走、中1週ローテーで復活したアゼツライトは今回も同じ中1週。メンバー中5勝はこの馬だけ、要は自分のペースに持ち込めるかどうかだけ。フセノランは坂路で鍛えてきた効果ありで着差以上に強い勝ち振りだった。距離が多少長い気もしないではないだけにコースロスの少ない内枠がほしい。トゥリパの前走は初めての輸送競馬で大幅な馬体減、どこまで持ち直しているかがポイントに。前走とは一変した鍛え込みの チェリーウイング、展開が向けば一発秘めるテクノマインドなど伏兵陣も虎視眈々。

 

11日はJRA500万級との交流戦、由良川特別がメイン。期待はドリームポリーニ、これまで2度の交流戦がいずれも2着、今回意欲の中1週でもあり正に今度こそは…の思いだろう。ラミアカーサも決め脚勝負なら十分やれそう。JRA3勝、最終格付けは1000万級でもあるだけに…。イルティモーネも相変わらず好調、一瞬の脚をうまく生かせるようなら。対するJRA勢は地方馬場での好走馬多数、園田の小回りに戸惑うことはないだろう。

 

10日はB1級の1400メートル戦がメイン。ポイントは2連勝中スマイルプロバイドの取捨、恐らく今回は良馬場、前2走のような存分に持ち味を生かせる雨馬場ではないだけに例え逃げた としてもどこまで辛抱できるか微妙。同馬マークはメリークン、前走も内から実に渋とい二枚腰だったし、ここに来て更にデキも上昇。カリテスグレースはアテにしづらいタイプも4走前には現級を勝っている。流れひとつか。ニシノイーグルは外枠を引いたことでワンランク評価を上げねばならない。現に2走前の完勝が12番枠だったのだから…。

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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