【!】各キャンペーンエントリー状況をご確認下さい

【開催見解】第2回園田競馬前半(4/17~19)

 三冠馬への資格を掴んだのはアゼツライト。またしても中1週での1700メートル戦となってどれほどの体重で出てくるのか、まずはこの点が気になった先週木曜日の菊水賞、しかしこれが前走比±0で登場となったではないか。まず減っているもんだと思っただけに陣営の努力、苦労は相当だったと察する。その渾身の仕上げの甲斐があってアゼツはこれ以上ないスタートを決めてうまくペースを落とす。2番手に付けた田中Jも必要以上に競りかけてこなかっただけに勝負どころが過ぎても悠々のマイペース。これまでの5勝がそうだったようにこうなると滅法勝負強さを引き出すのが同馬の特徴。結果6馬身のリードを保っての圧勝だった。このあとはJRA強豪が揃う兵庫チャンピオンシップ 、ここでもまた巧発からの逃げを見せてもらいたいものだ。

 

 サテ今週の園田競馬は通常通りの火、水、木曜(17~19日)の3日間開催で期間中のメインは19日に行われるA1級の1400メートル戦。人気になりそうなのは前走の1,2着ナナヨンハーバーにチーフアセスメント。そこへ絡んで行くのが実績のあるベルサリエーレ。ただ、同馬は今回58キロ、ナナヨン、チーフも前走時より1キロ増の56、57キロを背負うことになるが、57キロを越えてからの1キロ、2キロはドッシリと重みが来る、果たして克服なるかどうか。他にはサンライズマーチ、エイシンニコノスなど。

 

 18日のメインはA2級の1400メートル戦。同条件勝ちのルイカズマは57キロを背負うことになるが、前走の勝ち振りなら連勝の期待十分。ワンダーヴァローレも常に上位を 窺う一頭、今回はベスト距離でもあり前走のような伸び不発はないと見た。ウインゴスペルも前走はやや伸びあぐねた印象、しかし調教の動きからデキ落ちはないし、改めての期待となる。トウケイアローは追い出してからに甘さを残すものの今回も展開は向きそう。決め脚のあるヨウチエンコース、ファンタズミックも侮れない存在になりそう。なおこの日はJRA交流戦、岩田Jが参戦で兵庫県馬にもエキストラ騎乗することに。

 

 17日のメインはB1級の1230メートル戦。目下3連勝中のデルマアツヒメVS叩き2走目エイシンハヤテの対決が見もの。共に今の状態ならキッチリと力は出し切るであろう。一角崩しはラブリーファルコン、おそらくこの馬の逃げ、道中どこまでペースを落とすことができるのか。アキノ アッパーはムラ駆けも一発の魅力十分。好枠だけにロスなく立ち回れるようなら。ナリタサウスの前走は取り消し明け、それでも大きく負けなかったし、手堅さと言う点ならここに入ってもヒケは取らないか。

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

競馬キンキロゴ

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞