【開催見解】第9回園田競馬前半(7/25~27 重賞:兵庫サマークイーン賞)

 先週水曜日、山田Jが3勝固め勝ちでメモリアル200勝に到達、そしてその勢いそのままに木曜日も金曜日も勝利だから非常にいいムード。更にこの非開催日中にはマリンスポーツでリフレッシュ、真っ黒になって更に精かんさが増した。果たして今週も快進撃が続くのであろうか。

 

 園田競馬は今週も水、木、金曜(25~27日)の3日間開催でメインは27日に行われる兵庫サマークイーン賞。地方全国交流戦と言うことで他場からは5頭の参戦、中でも高知ディアマルコは現在このレース2連覇中、園田トータルも4戦3勝、2着1回だから相性も抜群。若干距離不足だった2走前の佐賀、前走の地元戦もキッチリ勝ったのだからベストと思われる1700メートル戦なら更なるパフォーマンスか。3連覇狙いへ抜かりなし。大井からは2頭、アクアレジーナは2走前のじぎく賞にも参戦、2着だった。初めての古馬混合戦でも粘っこいレース振りからは即通用しそう。ステップオブダンスは昨秋のロジータ記念優勝馬、実績では遥かに抜けた存在だけに5カ月ぶりがどう影響してくるかだけ。迎え撃つ地元勢はどの馬もワンパンチに欠く、従い遠征馬3頭の闘いと言ってもいいのではないか。

 26日のメインはB2級の1230メートル戦。中心は馬体絞れて本来の粘っこさが戻ったメイショウトビザル、57キロも経験済みだし、逃げ切り濃厚と見る。次位争いは好枠を引いたコルヌコピアが最有力、前走こそ外回りで伸びて来たが、好走が多いのは内回り時。アサクサプライドは常に相手なりで大崩れは少ない。グラウラー、ブイキ ャスターもうまく流れに乗れるようなら…。
 25日はJRA500万級との交流、加古川特別がメイン。遠征馬6頭で地元馬は3頭、数でも圧倒的に劣るし、力的にも…。まずは遠征馬の中から勝ち馬は出るものだろう。最有力はナムラムツゴローか。まだまだ伸びゆく魅力十分の3歳馬、前走で地方コース(金沢)を経験した点も大きい。次いでワンダープレジール、JRA本場での勝ちはないものの前走でも8着と大負けしていないし、ズブさを残したタイプだけに吉村Jも合いそう。トッコディルーチェは本場で2勝、3カ月ぶりだけに仕上がりがどうかだが、実績重視ならこの馬か。

 

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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