【開催見解】第10回園田競馬前半（8/8～8/10）
門別競馬へ武者修行に出ている永島J、先週末現在1998勝へメモリアル達成まであと2勝となった。できることなら園田で達成、地元ファン、関係者みんなで喜びを分かち合いたかったが、どうやらそれはもう無理。おそらく今週中の達成だろう。ただ、週末にはJRA遠征も予定されている彼、ここでの達成となれば園田以上に盛り上がることは間違いないのだが…。いずれにせよあと二つ頑張れ！
サテ今週の園田競馬は通常通りの水、木、金曜（8～10日）の3日間開催で期間中のメインは10日に行われるA1級の1400m戦。注目は初陣快勝だったリッパーザウィン、追い切りも動かず、集中力が課題かもと言われていた前走だが、終わってみれば2着馬に0秒9差を付けての圧勝、ま ったく力が違うなぁ…と言う感じだった。その馬が今回、園田2走目を迎えるのだから当時以上に強く勝ちそうなムード。サンライズネオも前走2番手から理想的な競馬、状態は更にアップだけに前半うまく自分のペースに落とせるようなら。そのサンライズに前走0秒1差3着はキヨマサ、こちらも叩き2走目であの変わり身だから順調に良化中。来月には佐賀競馬場で九州産馬限定戦もある、もしここに行くなら更に調子を上げる必要がある、一層の奮起期待だ。
9日はA2級の1400m戦がメイン。サンライズトークが自慢のスピードで一気狙いだが、怖いのはうまく折り合いが付いたときのショウサンルヴィア。ペースが落ち着くことのないこの距離なら変に掛かることはないだけに反撃必至か。ワキノハ ガクレはこれまで常に異なった距離戦を選択も1400mが一番合う感じ、今回は自己条件戦だし、当然前進があるものだと。勢いがあるデルマアツヒメ、エイドローンは果たしてどこまでやれるのか。これもまた注目。
8日はB1級の1400m戦がメイン。1月以来もこれまで15戦オール連対のダイリンエンドの力は抜ける。直前の能検でも好反応で駆けたし、いきなりV濃厚。相手探しの一戦と決め付けていいだろう。その筆頭がジンバイッタイ、JRAからの再転入になるが、昨年の兵庫ダービーでは一番人気の支持を集め3着に入ったほどの実力馬。相手なりに走るメイショウミツタダ、ジャンダラリンがそのあとか。
（文：競馬キンキ 北防 敦）
