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【開催見解】第14回園田競馬前半(10/3~5)

 先週金曜日に行われた姫山菊花賞はその1週前に行われた園田チャレンジカップ同様、ハナ差の決着だった。勝ったのはタガノゴールド。しかし、手ごたえが良かったのは早めに抜け出したエイシンニシパの方、それでも下原Jは諦めずにシッカリ追う。最後の最後でハナ差交わしてのゴールはちょっと早いが今年のベストバウトと言ってもいいぐらい。とにかくいいレースだった。[3]着にはそこから9馬身離れてクイントゥープル。3強の1角を占めたサウスウインドは勝負どころで息切れ[4]着だった。それでも力負けとは思えない、台風の影響で直前にひと叩きできなかったことが大きく響いたようで。次走での巻き返しに期待する。

 サテ今週の園田競馬は通常通りの水、木、金曜(3~5日)開催で期間中のメインは5日に行われるA1級の1230m戦。中心にはヨウライフクを指名する。前走は距離が長かった、この距離は3度走って[1][2][3]着、メンバー的にもスンナリ先手が取れそうだし、実績を考えてもここは大威張りだろう。トウケイアローはこの距離2勝、[2]着1回と連対パーフェクト。前走3番手からの抜け出しも見事だったし、今週の追い切りも相変わらず上々。ラミアカーサはどんな距離でもキッチリこなす堅実派、前走の名古屋遠征は位置取りが悪かっただけの[3]着。ハタノキセキは4カ月ぶりだが、鉄砲の利く気性、頭数も手頃だけに侮れぬ存在に。

 4日はB2級の1400m戦がメイン。混戦ムードだが、ひとまず中心はメイクミーハッピー。兵庫県入り後7戦して馬券対象外になったのは2走前の[6]着一度だけ、安定度でも一歩リードする。チェリーベアハートは夏負けに苦しんでの叩き2走目、涼しくなったことで活気は戻ってきたし、当然前走以上([4]着)は見込めそう。ショウブノセックはレース巧者、前走からの背2kg増がどう影響してくるかだけ。オースミペンタス、ハヤブサタイザンの新井勢は前に行って渋といタイプ、位置取りひとつだろう。

 3日はB1級の1400m戦がメイン。園田無敗、幻のダービー馬マジックカーペットが1年4カ月ぶりに出走。骨折明けだが、乗り込み量に不足はないし、この条件からの再スタートなら何とも家賃が安すぎる、単不動と見ていいだろう。焦点は次位争い、前走流れに乗り切れなかったウマコ、定量に戻ったペプチドムーン、確実に復調ムードのロータスガーデンが相手。

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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