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【開催見解】第14回園田競馬後半(10/10~12)

 それにしても強かったハタノキセキ。4カ月ぶりの実戦だった先週金曜日、それなりの乗り込みは消化していたとはいえ大目標は次走、園田ゴールドカップ。7~8割程度の仕上げだったにも関わらず馬なりで先頭、そのまま押し切りだからこれはもう本番も勝ったも同然か。26日ラストナイターで行われますのでどうぞご期待ください。

 サテ今週の園田競馬は通常通りの水、木、金曜(10~12日)の3日間開催で期間中のメインは12日に行われるA1級の1400m戦。当初出走を予定していたマイタイザンが回避したことでどの馬にもチャンスありの混戦模様となった。中でもキヨマサは前走JRA馬相手に2着、佐賀での九州産馬限定戦だったとは言え5キロを背負ってコンマ1差まで迫っ たのだから実に内容は良かった。状態も順調にアップ中、久々V目前か。イルティモーネの前走は相手があまりにも強すぎただけ、今ではどんな距離でもこなすように成長したが、元々は短差し。同馬にも久々V舞台セッティングは整った。ジャコカッテは相変わらず追い出してからが甘いものの立ち回りひとつで引き続きチャンス。ナナヨンハーバーは26日のゴールドカップ狙いだけにまだ出否未定も出てくれば一躍主役まで上り詰める能力十分だ。

 11日はA2級の1400m戦がメイン。ここも混戦ムードだが、2走前初の古馬戦でも見せ場十分の2着に入ったトゥリパにチャンス到来か。しかもこの中間はシッカリ鍛え込んだ、成果に期待。エイシンタルトゥもビッシリ鍛えての出走、しかも鞍上は主戦の田中J に戻るだけに素早い反撃必至。ショウサンルヴィアは前半どう折り合うかだけ、行きたがる気性だけにうまく流れに乗ることができれば好勝負に。ワキノハガクレは前走が案外も決して調子落ちはない、2~3走前の脚を使えば上位争い可能。他では初陣アフターミー、2走目タガノカムイも警戒。

 10日はB1級の1400m戦がメイン。中心はジンバイッタイ、馬格があるので背5キロも問題はないだろう、前走の勝ち振りなら2連勝狙える。前走のヌーディストビーチはドロンコ馬場が堪えたか、今週は良馬場、しかも鞍上は主戦の川原J、即巻き返しだ。カネトシバリアントは3カ月半ぶりも太め感ない仕上がり、ポン使いも利くし、力も上位、初戦から上位を賑わすことだろう。ペプチドホープは4着付いたもの の展開ひとつで上位可能だし、エンジェルミディも今の状態なら昇級戦でも差はない。

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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