【開催見解】第17回園田競馬前半(11/13~15 重賞:楠賞、兵庫クイーンカップ)

 最終戦を残しているだけに正式にはまだ確定とは言えないらしいが、長谷部Jのヤングジョッキーズシリーズファイナル出場が決まった。来月27日の大井、そして翌日のJRA中山、兵庫県代表として大暴れしてくれることだろう。同じくこのファイナルには高知松木Jも出場するのだが、このとき彼の所属は兵庫県。そう今週から来年2月14日まで園田、雑賀厩舎所属となる。どんな騎乗を見せてくれるのか、お楽しみに。初日13日は4鞍の騎乗からスタートです。

 

 サテ今週の園田競馬は通常通りの火、水、木曜(13~15日)の3日間開催で14日には楠賞(1400m)翌15日には兵庫クイーンカップ(1700m)が組まれる。楠賞は3歳全国交流重賞として6年ぶりに復活、北海道から昨年の兵庫ジュ ニアグランプリ3着馬ソイカウボーイ、今年の兵庫チャンピオンシップ4着馬ワークアンドラブがやってくる。共に古馬戦でもキッチリ上位争いだから同世代馬相手なら地力は一枚上か。迎え撃つ地元勢、最大の期待は現在重賞2連勝中クリノヒビキ、完全に本格化ムードだ。オータムヘイローはこのクリノに3連敗中も今度は1400m戦、距離を味方に逆転を狙う。菊水賞馬アゼツライトは大逃げ狙い。メンコを外しての追い切りが良かっただけに本番でも外してみるとのこと、果たして行き振りはどこまで変わるか。

 この楠賞への選択肢もあったのが名古屋サムライドライブ、結局牝馬同士の15日クイーンカップに回ったわけだが、確勝を期してここへ。まず賢明の策だろう。前走笠松への輸送も問題なくこなしたし 、あの雰囲気なら園田までも大丈夫だろう。主役不動と見て良さそう。焦点は2着争い。実績なら金沢ヤマミダンスだが、3歳時からの成長度があまりないような気も…。ならば地元勢ナナヨンハーバー、ラミアカーサ、スターレーンあたりにもチャンスは巡ってくる。13日はB1級の1400m戦がメイン、前走完勝カリテスグレースにボンテアトル、常に上位を賑わすイナクティーレ、ジンバイッタイ、ロータスガーデン等、好調馬が揃い、上位拮抗戦に。

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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