【開催見解】第25回園田競馬後半(2/5~7)
先週火曜日、記録が残る限りでの園田競馬史上4番目の単勝高配当をアシストした松木J。うまくペースを落としての逃げ切りだった。この勝利で期間限定騎乗中の勝ち星は12(その後1勝加算、現在13勝)まで伸びたし、大躍進と言ってもいいだろう。そんな彼も今回の期間満了まであと2週、5日火曜日には園田では初めてとなる6鞍連続騎乗もあるし、まさにラストスパートが始まった感じ。期待しよう。
サテ今週の園田競馬は火、水、木曜(5~7日)の3日間開催で期間中のメインは6日に行われるA1A2級混合の1230m戦。本命はインディウム、当初は日曜日に高知で行われた黒潮スプリンターズカップの遠征メンバーに入っていたが、こっちの方が楽とのことで遠征を取りやめた次第。それだけにここは確勝を期して…。トウケイアローは前走が案外も内枠時の方が集中して走れる印象、いい枠が当たった。ヨウチエンコースのスピードも魅力、斤量差を生かしての逃げ切り狙い。エイシンヒートは前走そのヨウチエンとはコンマ1差、しかもゴール前の勢いは完全にこっちだった、少しでも差し有利の流れになれば…。
5日はB1級の1400m戦がメイン。中心は13戦オール連対中のステップシュート、前走は勝ち馬の充実度に完敗もキッチリ連は確保だから巧者ぶりは今さら言うまでもない。タフな馬場も難なくこなしそう。イチネンサンクミは2連勝中、上がりに向いてからはシッカリ伸びるだけに或る程度のポジション確保なら。チェリーベアハートも依然好調、2走前完勝の田中コンビ、ベストは逃げでも2番手でも構わない。スマイルプロバイド、モンドリュミエールが内回りで渋とく抵抗。
7日はB1級の1400m戦がメイン。昇級戦ながらもウインフラクタル中心で回りそう。次位争い筆頭はエイシンイヒラニ、急激な馬体減りさえなければどんな流れ、展開になっても力は出せる。次いで転入後3着,2着のロードスターダスト、アフターミーも前走4着でようやくキッカケを掴んだ感じだし、ワキノハガクレ、エンジェルミディ等、伏兵陣も虎視眈々。
(文:競馬キンキ 北防 敦)