【開催見解】第3回園田競馬前半（4/23～25）
次週に迫った兵庫チャンピオンシップ。そこへ菊水賞馬ジンギが出走するのか、しないのか。どこからともなくソエを気にするとの声も聞こえてきたし、どうもボルテージは上がらない。令和元年、兵庫県のスターになるだけの資質十分なだけに無事成長して頂きたい思い多々だが、それでもＪＲＡ勢相手にどこまでやれるのか、まずはここを見てみたい。お願いです、ゴールデンウィークの園田競馬を盛り上げて～。でそんなわけで今週はゴールデンウィーク前の３日間、23～25日の開催です。期間中のメインは24日に行われるＡ1級の1230メートル戦。主役は前走久々に勝ったハタノキセキ、それもマッチレースを制したのだから内容はあった。背は58キロになるが、過去にはＶ経験もある、今の調子なら2連勝濃厚と見る。エイシンエンジョイは転入後2連勝中、時計も走りもまだまだ良くなる可能性十分だし、今後が楽しみな一頭、まだＡ2級の身だが、気後れすることはない。ブレイヴコールは前走、仕上がり途上でも大負けしなかった。2走目の上積みは見込める今回、一気に走りは変わってもいい。渋とさ生かして上位窺うのはエイシンヴィーヴォ。この4頭での決着になりそう。
23日はＡ2級の1400メートル戦がメイン。勢いは断然タラニスだが、今回は57キロ、現級でこの斤量は少しばかり影響してくるかも。それだけにヒダルマから入ることにする。割かし楽なペースで運べているとは言え目下８連勝中だから能力は確か。しかも揉まれることのない外枠もいい。ステップシュートも相変わらず好調、前走は前有利のペースで伸び切れなかっただけ。初陣リバーカッションはＪＲＡ3勝馬、大型馬でも仕上がりは及第点以上、中団より前に付けれるようなら一層怖い。
25日はＢ1級の1400メートル戦がメイン。昇級戦でも本格化ムードのエイシンテースティが主役に落ち着きそうで焦点は次位争い。その筆頭が叩き2走目を迎えるジンバイッタイ。安定度には欠くがガロも前走だけ動けるようなら当然圏内だし、前走の久々勝利で弾みが付いたミラクルナイト、大逃げ出ればモンドールも上位を賑わす存在に。
（文：競馬キンキ 北防 敦）
