【開催見解】第18回園田競馬前半(11/6~8 重賞:兵庫クイーンカップ)

 いよいよその金ナイターもラスト週を迎える。そのラストを飾るのは8日に行われる兵庫クイーンカップ(1700メートル)今年は金沢から2頭、笠松から3頭、計5頭が遠征予定。中でも笠松ヴィクトアリーはJRAから転入後(2)(1)(1)(1)(1)(1)(1)着と抜群の成績。安定した先行力も大きな武器だし、勝ち振りも半端でない。連勝中と言えば金沢ヤマミダンスも。昨年は(5)着、当時よりもこの度の方が調子は良さそうだし、一度馬場を経験したことも強味になりそう。地元スターレーンはこのときの(3)着馬、大幅に体重を減らしても善戦しただけに前走からの増減は激しくなければ当時以上のパフォーマンスも十分か。同じく地元エイシンミノアカは前走、姫山菊花賞(3)着馬、実績、格で言うならこの馬か。他にも決め脚秘めるリリコ、カリテスグレース、距離さえ克服ならラストチャンスアリあたりにもチャンスはある。

 

 7日はA2級の1870メートル戦がメイン。楽逃げに持ち込んだとは言え前走完勝タガノタイトの二枚腰には魅力タップリ、背+3キロになっても今の状態なら。コスモヴァーズは確実に伸びてくるものの勝ちみに遅い点が割り引き材料。それでも今回は主戦の吉村Jだし、いつもより早めに動き出す手も十分。エイシンホクトセイも徐々に体調上向き。前走(8)着でも一瞬は伸びかけたし、内枠をうまく生かせば面白い存在になりそう。エイシンテースティも展開ひとつでチャンスだし、外枠に良績残すコスモグラトナスも圏内。

 

 6日はB1級の1230メートル戦がメイン。中心は逃げ差し自在のユーデモニクス、今回は背も定量に戻るし、これまで以上に期待は高まる。イーリスは前走のようなおいしい展開になるかどうかだが、ハマったときの末脚は脅威。引き続き警戒だ。エイシンシエルの粘っこさ、渋とさも当然圏内、ただ今回はJRA騎手のテン乗り、どう乗り切るか注目はここ。トゥリパも前走(3)着でようやく良化の兆し。再度同距離だし、2~3番手になっても気分を害さず走ることができれば…。

 

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

 

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