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【開催見解】第20回園田競馬前半(12/3~5 重賞:園田金盃)

 兵庫ジュニアグランプリ、勝ったのはデムーロJ騎乗のテイエムサウスダンだった。2番手から早々先頭、そのまま押し切るという園田では王道の競馬。これで同馬は3連勝、3走前から着用するチークピーシーズ効果も相当あるようだし、まだまだ上を目指せそうな存在。恐らく次走は川崎での全日本2歳優駿だろう、頑張っていただきたいね。2着に入ったメイショウテンスイもなかなかの好馬体だったし、3着ファシネートゼットも素質上位、今後のダート界を引っ張って行く存在になるであろう。毎年のことながらJRA勢の壁は厚い。地元馬は8~12着独占、悲しいかな、これが現実である。

 サテ今週も園田競馬は火、水、木曜(3~5日)の3日間開催となり期間中のメインは5日に行われる第62回園田金盃。昨年1000万から今年は1300万まで1着賞金が跳ね上がったことでどの陣営も目の色が違う感じ。連覇狙いはマイタイザン。ただ、復帰後の前2走がやや平凡、当日までにどれぐらい馬体重、張りが戻っているか。エイシンニシパもまた前走が案外だった。以前よりも気合乗りが乏しく映っただけにこの点の改善が待たれる。更にはメイショウオオゼキも前走が案外、9歳馬どこまで軌道修正なっているか。タガノゴールドは今年重賞4勝、2000m以上の長丁場には滅法強い。今回の1870mは若干微妙、それでも充実ぶりで突破か。マコトタリスマンは前哨戦完勝、地味ながらも着実に力を付けてきた。そのときの2着がコンドルダンス、レース巧者だけにどんな流れ、展開になっても力は出せる。

 3日はB2級の1400m戦がメイン。中心は前走強烈に伸びてきたラストリンクス、馬場がどこまで回復するかだが、前走の強さはホント強烈だった。昇級戦でもこの馬から。2着争いは横一線、中でも再転入戦ローレンアイザックが筆頭候補と見るが…。昨年の転戦時に現級2着があるし、条件的にも十分足りる。ナリタブルーも再転入初戦。こちらは園田5戦4勝でJRAに戻ったが、なかなか結果が出ず、今回また兵庫へ。しかし、基本的に小回りは合う、初戦から警戒したい。フクノバイオレットはエース田中J騎乗、あと4勝に迫った地方競馬通算4000勝、ここで決めるようなら格好いいドラマとなるが…。

 4日はA2級の1870m戦がメイン。転入2戦目エイシンレーザーがキッチリ決めそう。前走は幾らか馬体も太かった、今度はすべての面で引き締まる。エイシンホクトセイの理想は内回り、外め枠を引いただけにうまく内に潜り込めるといいが…。エシンテースティは近走3,2,4着、何となく勝ち切れなくなった点が気懸かりもレースは上手い。逃げるのはプリンシパルスター、こちらは距離延長にどう対応するかだけ。

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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