【岩手】〔重賞〕第21回青藍賞結果
重賞IBC杯/優駿協賛
第21回青藍賞(スターリングローズ賞) 結果
『第21回青藍賞』はロッソコルサが優勝。昨年の年度代表馬が見事復活!
9月16日(祝月)、水沢1,600mを舞台に『第21回青藍賞』が行われ、2番人気に支持されたロッソコルサが快勝。今シーズン未勝利だったうっ憤を晴らし、昨年の年度代表馬が復活の雄たけびを上げました。
レースは1枠を利してカミノヌヴォーが逃げ、2番手ディアーウィッシュ、3番手外に1番人気コスモフィナンシェ。ロッソコルサは4番手内をキープし、5番手スーパーワシントン、その外にドリームクラフト、内にランドオウジ。
ドリームクラフトが3コーナー手前からスパートをかけて、4コーナーで先頭に立ちましたが、道中内側を進んだロッソコルサが外に出て、直線は内ドリームクラフト、外ロッソコルサのマッチレースへ。ラスト50mでロッソコルサが抜け出して1馬身差で勝利。今季初勝利がうれしい重賞制覇となりました。
ロッソコルサは中央1勝から昨年4月に転入。岩手クラシック一冠目の「岩手ダービーダイヤモンドカップ」は2着に敗れましたが、「不来方賞」、全国交流「ダービーグランプリ」と3歳重賞を連勝。さらにはファン投票「桐花賞」も制し、満場一致で年度代表馬に選出されました。
しかし、今シーズンはなかなか本来のシャープさを取り戻せず4戦未勝利。復活の兆しがうかがえませんでしたが、ついに復活。秋の競馬シーズンに向けて視界が明るくなりました。
千葉幸喜調教師は「状態が悪くなかったのに結果がでなかったが、ようやくいいレースができました。涼しい季節になったのも要因かもしれませんが、今後のメドが立ってホッとしました。これで南部杯の優先出走権を獲得したが、まずは復活が先決でした。馬の状態とオーナーと相談しながらじっくり決めたい」とコメント。
復活の手応えをしっかりつかんだロッソコルサ。昨年同様、秋からの快進撃を期待したいところです。
■ 勝利騎手コメント 村上 忍 騎手
「先行馬が何頭かいたので位置取りは予定どおり。今日はどの馬が勝ってもおかしくないメンバーだったので、自分の競馬に徹しました。今回は道中の手応えも良かったし、仕掛けてからの反応も上々。久々に本来の走りを見せてくれました。昨年も秋から調子を上げていったので、同様の活躍を期待しています。」