【岩手】〔重賞〕第15回岩手県知事杯OROカップ結果
第15回岩手県知事杯OROカップ(ドリームジャーニー賞) 結果
岩手県競馬組合
『第15回岩手県知事杯OROカップ』は川崎代表ナターレが快勝!
驚異のコースレコードを樹立し、2年連続制覇の快挙を達成!!
9月29日(日)、盛岡芝1,700mを舞台に地方競馬全国交流『第15回岩手県知事杯OROカップ』が行われ、川崎代表ナターレが鮮やかな直線抜け出しを決めて快勝。従来のコースレコードを0秒8も更新し、2連覇の偉業を達成しました。
レースは北海道ケイアイライジンが5馬身以上の大逃げを打ち、2番手に2番人気ナターレが追走。2、3馬身ほど後ろに1番人気ファイアーフロート、内にハカタドンタク。5番手外をマイネルファルケが追走しました。
その後もケイアイライジンが快調に飛ばし、3、4コーナー中間でファイアーフロートがナターレを交わして2番手に進出。
ナターレには苦しい流れとなりましたが、そこから驚異的な根性を発揮します。内で粘るケイアイライジン、前にいるファイアーフロートを再び差し返してラスト200mで先頭に立つと、後続を突き放し、2馬身差をつけてゴール。1分43秒7のレコードを叩き出しました。
2着争いは、4番手内側を追走したハカタドンタクが直線で外に持ち出してファイアーフロート、ケイアイライジンを捕らえて確保しました。
ナターレは川崎デビューで3歳時に「クラウンカップ」、「戸塚記念」と重賞2勝。昨年、「岩手県知事杯OROカップ」に参戦し、初めての芝をものともせずに見事な逃げ切りを決めて重賞3勝目。川崎帰郷後も牝馬重賞「しらさぎ賞」を制して確かな成長ぶりをアピールしました。
今年の『第15回岩手県知事杯OROカップ』は昨年以上の強豪がそろい、包囲網は一段と厳しくなりましたが、それを見事はねのけて優勝し、同レース2連覇の偉業を達成しました。
「今後については馬の状態を見ながら、オーナーと相談して決めたい。JBCレディースクラシックも視界に入れているが、すべては状態次第」と内田勝義調教師はコメント。
自分の競馬ができれば芝もダートもこなすオールラウンドホース・ナターレの今後の活躍に期待しましょう。
「ゲートを出る前は行く気もあったが、あのペースだと1,700mは持たないと思ったので2番手に控えた。3、4コーナーでファイアーフロートに交わされたが、あそこで動くと脚を使わなければならないので引き付けた。その結果、直線で仕掛けたらハミを取ってはじけてくれた。2年連続の優勝はもちろん、レコードに名前も残せたことも嬉しいです。」