【岩手】〔重賞〕 第14回トウケイニセイ記念 結果
重賞 東京スポーツ新聞社杯
第14回トウケイニセイ記念 結果
岩手県競馬組合
シーズンフィナーレ重賞『第14回トウケイニセイ記念』はドリームクラフトが優勝!
トライアル「白嶺賞」に続いて本番も貫禄で制し、重賞4つめを獲得!!
1月13日(祝月)、レギュラー開催のラストを飾る『第14回トウケイニセイ記念』が、水沢1,600mを舞台に行われ、1番人気に支持されたドリームクラフトが快勝。今季4つ目の重賞タイトルを獲得しました。
レースは好枠からエバーオンワードが逃げ、2番手に2番人気ランドオウジ、3番手ローレルカンタータ、内に「桐花賞馬」スーブルソー。ドリークラフトは7番手外を追走し、ボンバルディエーレは後方待機策。
3コーナー手前から後方にいたボンバルディエーレが動き、連れてドリームクラフトがスパート。内からスーブルソーも前に進出し、直線で最内エバーオンワード、中ランドオウジ、外ボンバルディエーレ、大外ドリームクラフトが横一線で並びました。
内で粘るエバーオンワードに対し、最内を突いてスーブルソーも強襲。しかし大外に進路を採ったドリームクラフトの脚色がすばらしく、後続に2馬身半差をつけて完勝。2着争いはエバーオンワード、スーブルソーとの叩き合いとなりましたが、ハナ差でエバーオンワードが確保しました。
ドリームクラフトは中央3勝・1,000万下から転入。転入初戦を1着後、勝ち切れないレースが続きましたが、7月の水沢1,400m「岩鷲賞」を優勝し、待望の初重賞を獲得しました。
その後は再び沈黙を強いられましたが、水沢に替わって「栗駒賞」、「白嶺賞」と重賞2連勝。特に「白嶺賞」ではダート・マイルでは初勝利を飾り、距離を克服。自信満々で「トウケイニセイ記念」へと駒を進めました。
今シーズンの岩手古馬戦線は勝ち馬が次々と替わる中、ドリームクラフトは重賞を4勝。年間を通してコンスタントに結果を出し続けました。
独自路線で地位を確固たるものにしたドリームクラフトの来期の活躍にご注目ください。
■勝利騎手コメント 陶文峰 騎手
「状態がちょっと心配でしたが、返し馬の感触が良かったので、今日もやれそうだなと思いました。位置取りは予定どおり。小林さん(ボンバルディエーレ)が動いてくれたのを見てワンテンポ遅らせて仕掛けたら、あとはいつもどおりの伸びでした。馬場も合ったと思うが、ずっと好状態を維持してくれた関係者のみなさんに感謝の気持ちで一杯です。自分自身も過去最多の重賞4勝をマークできて、充実した1年となりました」