【岩手】〔重賞〕赤松杯（M３）みどころ
重賞 第42回赤松杯（Ｍ３） みどころ
～ 平成29年４月８日(土) 水沢競馬場 17時10分発走 ～
岩手県競馬組合
今シーズンの古馬重賞第一弾「第42回赤松杯」の枠順が確定しました！
絶対的王者がいよいよ始動。今シーズンも“帝王”健在を誇示するナムラタイタンは８枠９番
特別開催Ａ級戦１着で弾み。距離の長短を問わず活躍する万能型アントニオピサは７枠８番
転入２戦は入れ込みが敗因。今度こそ中央ダート５勝の底力発揮ナリタスーパーワンは２枠２番
朝日杯ＦＳ（ＧI）３着。水沢３戦目でダート克服期待ゴットフリートは８枠10番
４月８日（土）、水沢１６００ｍを舞台に行われる古馬重賞第一弾「胆江日日新聞杯 第42回赤松杯」（Ｍ３）の枠順が確定しました。
このレースの１着馬から３着馬には岩手競馬の根幹重賞シアンモア記念の優先出走権が与えられます。
“帝王”ナムラタイタンはいよいよ始動。史上初の４連覇を目指し、勇躍登場します。
過去、赤松杯３連覇を果たしたのはスイフトセイダイ（第16回～18回）１頭のみ。さらには岩手競馬で同一重賞４連覇は過去に例なし。前人未到の偉業達成を狙います。
ナムラタイタンが岩手入りして今年で４年目に突入。17戦12勝２着２回。連対を外したのはダートＧIの３度のみとほかを圧倒。
昨年はシアンモア記念優勝後、６ヵ月の休養を余儀なくされ、復帰戦の絆カップで２着に敗れましたが、わずかハナ差。桐花賞連覇を含め、４戦３勝２着１回の成績を収めました。
今年11歳となりましたが、“帝王”に年齢は関係なし。今年も赤松杯を制し、健在を誇示してくれそうです。
アントニオピサは中央４勝・準オープン、南関東Ａ２から転入。初戦を楽々と逃げ切り、以降は重賞へ殴り込み。北上川大賞典、桐花賞、トウケイニセイ記念のビッグレースで３連続連対を果たしました。
課題は最後の爆発力でしたが、今季初戦のＡ級戦で鋭く伸びて完勝。この勝利で弾みをつけ、初タイトル制覇に燃えています。
ナリタスーパーワンは中央ダート５勝・オープンからトレード。絆カップでナムラタイタンに土をつけたナリタポセイドンより実力上との評価もありましたが、入れ込みが激しく桐花賞６着、トウケイニセイ記念３着。不本意な形でシーズンを終えましたが、一冬越してリフレッシュ。今年こそ反撃に出るか注目です。
ゴットフリートは２歳時にＧI・朝日杯フューチュリティステークス３着。３歳時にも京王杯オータムハンデ（ＧIII）３着。水沢２戦６、５着と地方ダートに手こずっている印象ですが、今度で３度目。克服の可能性は十分にあります。
イーグルカザンも軽視できません。中央ダート４勝・準オープンに在籍。地方ダートは生涯初めてですが、対応できれば通用の実績。
ほかに高知から転入戦を快勝キャプテンバローズ、今年飛躍が期待されるサンエイホープの古馬重賞初挑戦も見もの。
今シーズンの古馬戦線を占う重要な一戦「第42回赤松杯」の発走は８日、17時10分。ナムラタイタンが前人未到の同レース４連覇なるか、はたまた阻止する馬が誕生するか。熱戦必至の赤松杯にご注目下さい。
