【!】各キャンペーンエントリー状況をご確認下さい

【開催見解】第2回盛岡競馬(5/13~5/22 重賞:はまなす賞、あすなろ賞)

平成29年度の第2回盛岡競馬は5月13日から前半3日間、5月20日から後半3日間の計6日間開催される。

 

 初日(13日)のメインレースは古馬B2クラスによる特別競走『メイカップ』ダート1800m。フルゲート=12頭に対して登録馬は14頭。

 前開催の特別戦・南関東ジョッキーズフレンドリーマッチ第2戦(盛岡ダ1600m)を4馬身差で快勝したヤマニンスワンキーが4歳馬らしく勢い抜群。先行安定型で連軸には最適の存在と言えそうだが、今回は1800mが舞台。この距離で4勝をマークしている元A級馬・スタンドアウトから入る手も十分にありそう。この2騎に続く勢力はオメガブレイン、シーザドナルド、マツリダインゴット、ビッグステラ、ピースワンポイントなど好調馬がズラリと揃ったが、距離経験のあまりない馬が多く、流れ次第では意外な馬の台頭もありそう。

 

 2日目(14日)のメインレースは3歳馬による重賞競走『第22回はまなす賞』芝1600m。フルゲート=12頭に対して登録馬は13頭。

 今シーズンもこの競走から芝のタイトル戦がスタートするが、中心になりそうなのは牝馬勢。メドゥシアナは昨年の若鮎賞(盛岡芝1600m)の勝ち馬。ダズンフラワーはジュニアグランプリ(盛岡芝1600m)を勝ち、中央遠征の福島2歳ステークス(福島芝1200m)でも6着と健闘。またリュウノビーナスは盛岡芝で3勝をマークしている勝ち頭。以上が芝を心待ちにしていた馬だが、最大の鍵となりそうなのはダンストンレガーメの浮沈。今春はあやめ賞、グランダムシリーズの日高賞を連勝と絶好調だが、芝は未経験。牡馬勢ではミスターシーバス、リュウノチーノが芝ではマークを欠かせない存在。

 なお、この競走の1~3着馬には7月9日に行われる重賞『オパールカップ』への優先出走権が与えられる。

 

 後半週。4日目(20日)のメインレースは3歳以上オープン馬による重賞競走『第18回あすなろ賞』ダート1800m。フルゲート=12頭に対して登録馬は16頭。

 冬場、浦和へ移籍していたエンパイアペガサスの注目の復帰戦。南関東では3戦を消化し、A2特別・けやき賞(浦和1900m)を楽勝→オープンの準重賞・チバテレ盃(船橋1700m)3着→重賞・報知グランプリカップ(船橋1800m)優勝と、まずは十分な成果をあげてきた。ここまで14戦10勝、2着3回、3着1回と底を見せておらず、そのレベルも南関東で証明してきただけに、ここは勝ち方が問われる戦いになるか?

 もう1頭の注目馬は中央オープンからの移籍緒戦を9馬身差で圧勝したスズカセクレターボ。相手が相手だっただけに着差はさておき、ひと叩きされての上積みも見込める局面。

 そして前開催のシアンモア記念で鮮やかに復活したユッコ、盛岡1800mを4戦3勝と得意とするコミュニティも有力な次位候補。また、アントニオピサ、プリムラブルガリス、ミラクルフラワーらシアンモア記念敗退組も展開次第で反撃の余地は十分にありそう。

 なお、この競走の1~3着馬には6月18日に行われる重賞『みちのく大賞典』への優先出走権が与えられる。

 

 6日目(22日)のメインレースは3歳以上オープン馬による特別競走『OROターフ特別(グランデッツァ賞)』芝1700m。フルゲート=12頭に対して登録馬は13頭。

 盛岡芝で重賞3勝のサンエイゴールド、同じく重賞2勝のブレークビーツ、さらには元中央オープン馬のダイワマッジョーレ、ブレイズアトレイルなど芝を待っていた馬たちがズラリとエントリーしてきたが、ここで注目したいのは盛岡芝初登場組。

 中央3勝のゴットフリートは朝日杯フューチュリティステークス(G1)でロゴタイプの3着。共同通信杯(G3)2着、京成杯オータムハンデ(G3)3着もある実力馬。

 ここが移籍緒戦となるナンヨーケンゴーは近況は障害を使われてきたが、平地でもセントライト記念(G2)4着という記録の持ち主。

 その他にもダイワアクシス、パールフューチャーなども中央時代の記録から芝でガラリ一変の期待がかかり、今後の芝路線を占う意味でも注目の一戦となりそうだ。

 

 

(文:エイカン 内山達明)

 

岩手 エイカン

 

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞