【岩手】〔重賞〕第19回若鮎賞(2歳 M3)みどころ
平成30年8月10日
岩手県競馬組合
〔重賞〕第19回若鮎賞(2歳 M3)みどころ
～ 平成30年8月12日(日) 盛岡競馬場 18時10分発走 ～
昨年優勝馬 ベストロード号
今シーズン第一弾の2歳重賞は芝1600mが舞台。「第19回若鮎賞」の枠順が確定しました！
芝を舞台にデビュー2連勝。岩手二冠馬キングジャガーの弟ミラクルジャガーは8枠11番
姉ダズンフラワーは2歳交流・ジュニアグランプリを優勝サンエイフラワーは8枠10番
今シーズン2歳新馬勝ち馬第１号。距離2度目で前走の雪辱を果たすオウレリアは1枠1番
デビュー戦2着ながら上がり3F34秒7の驚異的末脚を披露マツリダレーベンは3枠3番!!
8月12日（日）、盛岡芝1600mを舞台に行われる2歳重賞「第19回若鮎賞」（M3）の枠順が確定しました。
この一戦から2歳重賞戦線がスタート。1着馬から3着馬には2歳芝交流
「第20回ジュニアグランプリ」（M1 9月16日）への優先出走権が与えられます。
ミラクルジャガーは6月2日、盛岡芝1000mで行われたファーストステップ（2歳新馬）を出遅れながらも0秒4差で完勝。ただゲート難を見せて再能力検査を課せられましたが、続く芝1600m戦でイン強襲を決めて快勝。兄は昨年、岩手ダービーダイヤモンドカップ、不来方賞の岩手二冠を制したキングジャガー。その兄は初勝利まで7戦を要しましたが、ミラクルジャガーはデビュー2連勝。ゲートに課題はありますが、早くも重賞へ名乗りをあげました。すでに盛岡芝1600mを経験して実際に勝っているのが強みですし、大外枠を引き当てゲート入り直後にスタートできるのも好材料。3連勝を飾り、2歳最初の重賞を手にするか期待がふくらみます。
サンエイフラワーはトレーニングセール出身馬。姉は2歳交流・ジュニアグランプリを含めて全6勝を盛岡芝でマーク中のダズンフラワー。姉の血を受け継いで、デビュー戦の芝1000mを今季一番時計の59秒7で見事逃げ切りました。ダズンフラワーはデビュー戦を410キロの馬体重で出走しましたが、父がバトルプランからロージズインメイに変わり、438キロ。馬格的に恵まれましたし、同産駒は盛岡と相性抜群。距離延長も問題なさそうです。ジュニアグランプリ姉妹制覇を目指し、若鮎賞でも好結果を出したいところでしょう。
オウレリアはドリームジャーニー産駒。今年の岩手2歳新馬勝ち第一号となりました。前走はミラクルジャガーの2着に屈しましたが、上がり3ハロンはほぼ遜色なし。距離2度目で逆転をもくろみます。
マツリダレーベンはサンエイフラワーと同じくトレーニングセール出身。デビュー戦は出遅れを喫し、芝1000mでは致命傷とも言えましたが、上がり3ハロン34秒7の驚異的な末脚を駆使して２着確保。ポツンと最後方から直線猛追しました。切れ勝負型でマイル延長は望むところ。有力馬をまとめて負かすシーンも十分考えられます。
ほかにも堅実な差し脚でデビュー2戦を4、3着にまとめたサンエイゼウス、芝1000mを逃げ切ったブリュレ、初芝でも血統背景は歓迎マリーグレイスなども上位を狙って不思議なし。
フレッシュ2歳馬による「第19回若鮎賞」の発走は12日、18時10分。今後の2歳戦線を占う意味でも重要な一戦となりました。
