【岩手】重賞 寒菊賞（2歳 M3）みどころ
平成30年12月8日
岩手県競馬組合
JRA認定競走 岩手県畜産協会会長杯
重賞 第17回寒菊賞（2歳 M3） みどころ
～ 平成30年12月10日(月) 水沢競馬場 15時15分発走 ～
昨年優勝馬 チャイヤプーン号
2歳重賞「第17回寒菊賞」の枠順が確定しました！
若駒賞、水沢1600m戦を鮮やかなマクリで連勝。重賞2勝目に王手ニューホープは3枠3番
交流・知床賞で直線一気を決めて快勝。マイルへ延長は望むところヤマショウブラックは8枠12番
恵まれた馬格が売り物。太めの前走を叩かれて上昇疑いなしリュウノポップスは4枠4番
母は水沢重賞プリンセスＣ、金杯を優勝。ビギナーズＣを再現ポエムロビンは5枠6番!!
12月10日(月)は重賞2連発。10Ｒは水沢1600mを舞台に行われる2歳重賞「第17回寒菊賞」(M3)。このレースの1着馬から3着馬には年明け1月2日に行う3歳重賞・金杯の優先出走権が与えられます。
ニューホープは北海道4戦1勝2着1回3着1回から転入。初戦は3着に終わりましたが、続く2歳根幹重賞・若駒賞を優勝。コース替わって水沢1600m戦も完勝し、シャープな切れが冴え渡っています。今回はただ1頭だけ57キロのトップハンデを背負いますが、前回で克服済み。馬体重増加に伴い、迫力が増す一方です。今回は前走と同じ水沢1600m戦で実際に勝っているのが強み。寒菊賞を順当に制し、金杯へ向けて弾みをつけたいところでしょう。
ヤマショウブラックはデビュー戦こそ門別1000mでしたが、距離不足で5着。以降は1700mのみを使われて2勝マーク。その後、2ヵ月の休養を経て交流・知床賞へ参戦。ハイペースも味方にして見事な直線抜け出しを決めました。軽い馬場だったにせよ、走破タイム1分25秒3も破格でした。しかも1400m戦での勝利で価値は倍増。今度の1ハロン延長1600mはもちろん大歓迎です。決め手勝負ならニューホープと互角以上。今回は岩手移籍初戦ですが、重賞2連勝も十分考えられます。
リュウノポップスは北海道1勝2着2回から転入。初戦を2着にまとめ、上々の滑り出しとなりました。前走は4着止まりでしたが、レース間隔が1ヵ月半ほど開いてプラス19キロ。太目だったのが敗因と見ていいでしょう。今度はひと叩きされて体が絞れてくるのは間違いなし。パワー勝負型ですから今の水沢も歓迎。反撃に転じます。
ポエムロビンも北海道1勝2着2回から岩手入り。いきなり重賞・ビギナーズカップで2着を確保し、地力の高さをアピールしました。母はプリンセスカップ、金杯と重賞2勝をマークし、岩手2歳最優秀馬に選ばれた女傑。2戦目以降は伸びを欠いていますが、血統背景を前面に巻き返しに意欲満々です。
ほかにも前走、ハイペースで逃げてタイム差なし2着パンプキンズ、サウスヴィグラス産駒の良血馬ゼットヴィグラス、ダート2勝サンエイムサシも上位を狙って虎視眈々。
「第17回寒菊賞」の発走は10日、15時15分。ダービーグランプリとのダブル重賞をお楽しみください。
