【岩手】重賞 ダービーグランプリ(M1) みどころ
平成30年12月8日
岩手県競馬組合
3歳秋のチャンピオンシップ2018
サンケイスポーツ杯
重賞 第31回ダービーグランプリ(M1) みどころ
~ 平成30年12月10日(月) 水沢競馬場 15時50分発走 ~
昨年優勝馬 スーパーステション号
“3歳秋のチャンピオンシップ2018”「第31回ダービーグランプリ」の枠順が確定しました!
母サイレントエクセルの夢を乗せ、ダービーGP制覇へいざ!チャイヤプーンは8枠9番
兵庫ダービー、西日本ダービーに続きダービー三冠を目指すコーナスフロリダは1枠1番
距離延長とともに頭角を現し重賞2勝。2000mは望むところクリノヒビキは7枠7番
自分の型に持ち込めば破壊力一目。金沢重賞2勝の勲章を胸にアルファーティハは5枠5番!
12月10日(月)、水沢2000mを舞台に行われる“3歳秋のチャンピオンシップ2018”総決算「第31回ダービーグランプリ」(M1)の枠順が確定しました。
優勝馬主には社台スタリオンステーション協賛により、種牡馬ドレフォンの配合権利が提供されます。
チャイヤプーンは北海道3戦2勝から岩手入り。移籍2戦目から圧巻の5連勝をマークし、岩手ダービーダイヤモンドカップを制しました。その直後、南関東へ転籍して2戦目に3歳重賞・戸塚記念を豪快なマクリで完勝。岩手での快進撃がフロックではないことを証明しました。 凱旋帰郷戦・不来方賞は圧倒的1番人気に支持されましたが、サンエイキャピタルの驚異的な粘りに屈してクビ差2着。二冠達成は果たせませんでしたが、以降はダービーグランプリに照準をピタリと合わせて調整を進めてきました。母サイレントエクセルは、当時GI格付けだったダービーグランプリでマンオブパーサーの3着に健闘。現在、ダービーグランプリは地方競馬全国交流ですが、息子チャイヤプーンが母の達成できなかった夢を実現するために出走します。同レースが復活して9年目を迎えますが、5年連続で遠征馬に凱歌。チャイヤプーンにはロッソコルサ以来、6年ぶりの地元優勝の期待もかかります。
コーナスフロリダは園田デビューから7戦連続で連対。菊水賞は4着に敗れましたが、立て直しを図って兵庫ダービー、西日本ダービーを優勝。特に西日本ダービーでは2着ウォーターループ(名古屋)に2秒1の大差をつけて圧勝。西日本を制圧し、今度は北のダービー獲りに参戦します。時折りスタートで後手を踏むケースがあり1枠は微妙ですが、9頭立てならマイポジション確保にも手間取らないはず。ダービー三冠に王手をかけました。
クリノヒビキは中央6戦0勝から園田へトレード。距離延長とともに頭角を現し、園田オータムトロフィーを優勝。兵庫ダービー2着の雪辱を果たし、笠松・岐阜金賞も制しました。前走・楠賞はソイカウボーイに完敗を喫しましたが、距離1400mも短かった印象。本領発揮できる2000mで巻き返しを狙います。
アルファーティハは中央9戦0勝から今年3月に金沢へ移籍。石川ダービー、サラブレッド大賞典と金沢2000m重賞を2勝しました。岐阜金賞8着後、船橋へ移籍。今回が転厩初戦となりますが、自分の型に持ち込めれば強さを発揮。展開がカギを握りそうです。
ムゲンノカノウセイは不来方賞でサンエイキャピタル、チャイヤプーンに続く3着。着実に成長を遂げています。父ヴァーミリアン、母父ブライアンズタイムと2000m歓迎。水沢コースはすべて3着以上の実績も心強い材料です。
エルノヴィオは不来方賞4着でしたが、岩手ダービーダイヤモンドカップで2着確保の実績。ペースが落ち着く長距離で持ち前の粘りを発揮します。有力馬がけん制し合えば漁夫の利を得る可能性もあるかも。
「第31回ダービーグランプリ」の発走は10日、15時50分。全国の地方競馬3歳の総決算戦にご注目下さい。