【岩手】〔準重賞〕第44回岩手日報杯スプリングカップ みどころ
平成31年4月5日
岩手県競馬組合
〔準重賞〕第44回岩手日報杯スプリングカップ みどころ
~ 平成31年4月6日(土) 水沢競馬場 17時05分発走 ~
いよいよ2019年度岩手競馬がスタート!開幕初日を飾るメインは3歳準重賞「第44回岩手日報杯スプリングカップ」。今季3歳戦線を占う一戦の枠順が確定しました!
10月以来の実戦は絶対能力でカバー。好発進を決めたいグレートアラカーは8枠11番
経験を積みながら着実に成長。重賞2勝目に王手をかけたパンプキンズは7枠8番
前走2着で反撃のメド。1600mに延長は望むところバイクミリオンは5枠5番
船橋2歳新馬戦で2着確保。コース2度目で本領を発揮トーセンロブロイは6枠6番!!
4月6日(土)、水沢1600mを舞台に行われる3歳準重賞「第44回岩手日報杯スプリングカップ」の枠順が確定しました。
今シーズンの岩手クラシック路線はさらに充実。“ダービーシリーズ2019”に東北優駿を新設し、ダイヤモンドカップ、不来方賞が岩手新三冠となり、頂点競走にはダービーグランプリを設定。
今年は水沢から盛岡に舞台を移し、マイルチャンピオンシップ南部杯の前週に実施。
これによってJBCへの道も開かれ、3歳戦線はこれまで以上にパワアップ。前哨戦・スプリングカップも見逃せない一戦となりました。
グレートアラカーはデビュー戦の芝1000m3着から重賞・ビギナーズカップへ挑戦。レースキャリアが浅かったため5番人気に甘んじましたが、豪快なまくりを披露して完勝。スケールの大きいレースぶりに周囲は度肝を抜かれました。千葉幸喜調教師いわく「芝を叩いて重賞挑戦は予定どおりのステップ。ダート向きだとは思っていましたが、想定以上に反応が一変してくれました」とレース後のコメントで語りました。続いて2歳の根幹重賞・若駒賞へ駒を進めましたが、内に包まれた上、勝負どころで前がふさがる不利。直線で盛り返したもののニューホープの3着に終わりました。今回は若駒賞から5か月半ぶりの実戦。他の10頭はすべて3月開催でレースを使ったのに対し、ぶっつけで臨むハンデはありますが、能力の高さはビギナーズカップで証明済み。
久々をモノともせず、復帰戦を勝利で飾るか注目が集まります。
パンプキンズは芝1000m2歳新馬戦、一戦置いて盛岡ダート1400mを快勝。前後して凡走し、モロさが同居していましたが、終盤に入って反撃。
寒菊賞で鮮やかな逃げ切りを決め、待望の初重賞を手に入れました。前走は新参スナンビンに6馬身差で完敗を喫しましたが、余裕残しだったことを考えれば2着死守でも上々の結果。
そのスナンビンが出走自重なら首位奪回も十分考えられます。
バイクミリオンは北海道0勝3着1回から転入。いきなり2連勝を飾りましたが、最終戦9着。後方のままに終始し、気性面の難しさをのぞかせましたが、今季初戦を2着にまとめて軌道修正。いい脚を長く使えるのが最大の武器で1600mに延長は大歓迎。ペースが速くなれば自慢のまくりがさく裂。
トーセンロブロイは船橋1000mで行われた2歳新馬戦で2着。続く一戦も3着にまとめましたが、以降は伸び悩んで岩手へ新天地を求めてきました。旧地実績から転入戦は1番人気に推されましたが、中団のまま5着。水沢コース2度目で変わり身を期待したいところです。
ほかに中央芝1200m1勝ナムラボーナス、先行力と粘りが身上メイクミーラフも上位を狙って虎視眈々。
岩手競馬に春を告げる一戦は3歳馬による準重賞・スプリングカップ。今シーズンのクラシック戦線を占う重要な一戦にご注目ください。
昨年優勝馬 グランフェルメール号