【岩手】〔岩手競馬重賞みどころ〕第47回一條記念みちのく大賞典(M1)
2019年6月14日
岩手県競馬組合
第47回 一條記念みちのく大賞典 (M1)
(オルフェーヴル賞)
水沢競馬場3歳・ダート2000m
6月16日(日)18:10発走
岩手競馬の古馬最高峰レース。優勝馬の名前は水沢と盛岡を往来する馬運車にも刻まれ、岩手ホースマンが目指す最高の栄誉です。冠名の一條記念は日本の競馬、岩手の競馬に多大な貢献を果たした一條牧夫、友吉親子に敬意を表したもの。それを裏付けるように歴代優勝馬は岩手競馬史に残る強豪ばかり。今年はエンパイアペガサスがメイセイオペラに続いて史上2頭目の3連覇なるかが最大焦点。水沢2,000mを舞台に精鋭10頭が激突します。
【注目馬情報】
★エンパイアペガサス
オグリキャップ記念4着後、みちのく大賞典1本に絞って調整を進めて態勢万全。水沢2,000mは過去4戦3勝、ダービーグランプリ2着とベスト条件。3連覇を目指し、満を持して登場します。
★ハドソンホーネット
通算3度目の岩手入り初戦でトライアル・あすなろ賞を完勝。無類のタフさと持てるスピードを存分に発揮しました。自分の競馬に持ち込めばハイペースも関係なし。悲願の初重賞制覇に燃えています。
★サンエイキャピタル
不来方賞後、ヒザ骨折が判明して6ヵ月の休養。シアンモア記念で復帰しましたが、休み明けに加えて古馬初挑戦は厳しく4着。連勝は5でストップしましたが、ひと叩きされた上昇度と若さで突破を狙います。
★チェリーピッカー
かつての荒々しさが影を潜めた一方、安定感を増したのが成長の跡。昨年2着の実績が光ります。
文 松尾 康司