【岩手】〔準重賞〕 第43回すずらん賞みどころ
2020年7月31日
岩手県競馬組合
岩手県競馬振興協議会会長杯 第43回 すずらん賞(準重賞) 盛岡競馬場3歳以上オープン・ダート1600m 8月1日(土) 17:10発走
すずらん賞の創設は1978年。第1回から第10回まで旧盛岡・水沢1800mで行われていましたが、第11回から1600mへ固定。ひと頃は南部杯トライアルでしたが、2000年から青藍賞が南部杯トライアルへ移行。それに伴い、すずらん賞は青藍賞トライアルとなり、1着馬から3着馬に優先出走権が与えられます。この一戦から“Road to 南部杯”がスタートします。
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【注目馬情報】
★ヒガシウィルウィン
3歳時に東京ダービー、ジャパンダートダービー(JpnI)を制し、羽田盃2着。以上の活躍などからNAR年度代表馬に選出されました。今回は5ヵ月ぶりの実戦ですが、実績断然。好発進を決めるか注目です。
★タイセイブラスト
新潟ダート1800m1勝後、南関東へトレード。1600mで5勝、1500mで1勝をマークしてA2級まで出世しました。転入後は1300m1勝、1400m重賞・栗駒賞2着。マイル延長は望むところです。
★パンプキンズ
昨年は東北優駿、ダイヤモンドカップを逃げ切り、岩手二冠獲得。その後は勝ち星に恵まれませんでしたが、準重賞・あすなろ賞を8馬身差で圧勝。久々の美酒を味わいました。自分の型に持ち込めば強じんな粘りを発揮。
★ニットウビクトリー
中央時代は東京ダートで4勝。岩手転入後の6勝もすべて盛岡コースであげている典型的なサウスポー。シーズン当初は精彩を欠いていましたが、前走、盛岡マイル戦で1着同着。古豪健在をアピールしました。
文 松尾 康司