【岩手】〔重賞〕第2回OROオータムティアラ(M1)みどころ
2021年10月23日
岩手県競馬組合
JBC協会協賛 HITスタリオンシリーズ めんこいテレビ杯 第2回OROオータムティアラ(M1)(ロゴタイプ賞)
10月24日(日) 18:15発走
10月24日(日) 18:15発走
OROオータムティアラは3歳牝馬路線の充実を図ることを目的に昨年創設。一冠目から留守杯日高賞、ひまわり賞(オークス)、OROオータムティアラの牝馬クラシック三冠体系が確立しました。1着賞金も留守杯日高賞、ひまわり賞400万円に対し、500万円。創設初年度からM1に格付けされ、ダートのクラシックディスタンス・2000mを舞台に行われます。 |
【注目馬情報】
★ゴールデンヒーラー
昨年、北海道交流・知床賞、グランダムジャパン・プリンセスカップを制し、7戦4勝2着2回で最優秀短距離馬に選出されました。今シーズンは牝馬重賞・あやめ賞優勝後、牡馬クラシック三冠すべてに挑戦。ダイヤモンドカップ2着、東北優駿(岩手ダービー)4着、不来方賞2着と勝利することはできませんでしたが、不来方賞トライアル・やまびこ賞優勝、岩手版オークス・ひまわり賞を10馬身差で圧勝。能力の高さを誇示しました。留守杯日高賞は牡馬挑戦でスキップしましたが、ひまわり賞に続いて牝馬クラシック二冠に王手をかけました。
★ベニスビーチ
北海道1勝、笠松2勝、南関東0勝から今年春に転入。あやめ賞2着、留守杯日高賞4着、東北優駿5着から金沢へ移籍。MRO金賞2着から“3歳秋のCS”サラブレッド大賞典を完勝。待望の重賞制覇を飾りました。ダービーグランプリは10着に終わりましたが、今度は牝馬同士が相手。過去実績からも勝ち負けに持ち込めそうです。
★ホワイトブライド
2歳時は1勝のみにとどまり、シーズン当初も苦戦を続けましたが、6月に勝利をあげると6戦連続で連対を継続中。4勝をマークし、重賞・ひまわり賞、イーハトーブマイルで連続2着と走るたびに成長を続けています。前走は初の古馬A級戦でしたが、軽く一蹴。勢いに乗って初重賞を手にするか注目。
★ビルボードクィーン
中央ダート1勝2着1回から金沢へ移籍。初戦を快勝し、石川ダービーでクビ差の惜しい2着。以降、高知優駿11着、園田2戦も着外と振るいませんが、中央1勝を中京でマーク。左回りで反撃をもくろみます。
★ファイントリック
昨年は重賞で3着3回。今季もスプリングカップ2着、ウイナーカップ3着、ひまわり賞3着など持ち前の堅実さを発揮。続く2戦は伸びを欠きましたが、前走A級戦で0秒1差3着。再び上昇ムードに乗っています。
文 松尾 康司