【岩手】〔重賞〕 第44回 せきれい賞(M2)みどころ
2022年7月30日
岩手県競馬組合
(株)優駿協賛 報知新聞杯 第44回 せきれい賞(M2)(ベストウォーリア賞) 盛岡競馬場3歳以上オープン地方競馬全国交流・芝2400m
7月31日(日) 18:15発走
盛岡市の市鳥から命名された「せきれい賞」は2000年から重賞へ格上げ。2003年から現行の盛岡芝2400mで行われ、地方競馬全国交流へ昇格。1着馬はOROカップの優先出走権が与えられます(岩手所属馬に限る)。昨年はロードクエストが優勝。続いてOROカップも制し、コスモヴァシュラン以来となる同一年の盛岡芝交流2連勝を果たしました。 |
【注目馬情報】
★ロードクエスト 牡9歳 渡邉和雄きゅう舎・大井
スワンS(GII)、京成杯オータムハンデ(GIII)、新潟2歳S(GIII)と重賞3勝の実績はダテではなく、昨年せきれい賞を完勝。芝2400mを問題にしませんでした。今年はOROカップ優勝以来、ぶっつけで臨みますが、牧場でしっかり乗り込んで態勢万全。史上4頭目(サイレントグリーンは3度制覇)の2連覇を目指します。
★アトミックフォース 牡6歳 山下貴之きゅう舎・船橋
中央芝4勝、GIII・新潟大賞典2着。今年4月、南関東へ移籍して2戦目から2連勝。好調サイクルで挑むのが何よりも心強い材料です。芝2400mは望むところ。重賞初制覇に王手をかけました。
★キタサンバルカン 牡6歳 稲益貴弘きゅう舎・船橋
中央芝2000m~芝2400mで3勝。3歳時にGII・青葉賞で4着を確保しました。南関東2戦とも着外に終わりましたが、今度は得意とする長丁場の芝2400m戦。距離適性を前面に首位を奪取するか。
★ソロフレーズ 牡7歳 齋藤雄一きゅう舎・盛岡
中央時代は芝1600m戦で3勝。さらに新潟芝2200mを快勝し、オープン入りを果たしました。今年3月に岩手入りし、トライアル・かきつばた賞を4馬身差で圧勝。水沢でも2着ありますが、芝で反応一変しました。
★ブレステイキング 牡7歳 藪口一麻きゅう舎・浦和
GII・朝日杯セントライト記念4着、GIII・チェレンジカップ3着と実績は引けを取りません。
★ブラックバゴ 牡10歳 板垣吉則きゅう舎・水沢
一昨年、OROカップを優勝し、せきれい賞4着。転入後も2戦連続2着で古豪健在を誇示しています。
文 松尾 康司