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【開催見解】第1回金沢競馬後半(4/6・8)

2014年4月4日

 金沢競馬の今年度・第1回開催は前半週が終了。残すは後半週、4月6日(日)、8日(火)の2日間。

 

 6日(日)のメイン(9R)は「喜多家しだれ桜特別」(A-3・1700m)

 1番 ラバーフロー 鈴木太一

 2番 ベニバナクィーン 池田敦

 3番 ウインデスティニー 藤田弘治

 4番 オーミフォレスト 平瀬城久

 5番 ボーラキアーラ 米倉知

 6番 フェールボー 桑野等

 7番 ウインジェラルド 青柳正義

 8番 ルールゴールド 葛山晃平

 9番 パープルベスト 畑中信司

 10番 オリファン 吉田晃浩

 8頭が前回A3(1400m)からの参戦だが、1700mに距離が延びる点が大きなポイント。

 前回の1~3着馬は4着以下に1秒以上の差。その2着ウインデスティニー、3着ルールゴールドは共に距離延長も歓迎だけに、優位に立つと見ていい。

 ウインデスティニーは前回が転入初戦。中央1勝は芝の2000mで、ダート経験も1戦(船橋交流12着)のみだったが、最内から伸びて2着。当地適性への不安は払拭しての2戦目は適距離に。牡馬にしては細身で馬体の維持が鍵となるが、中間の調整ぶりや気配からは心配なさそう。

 ルールゴールドはこれまで以上の攻めを消化して臨んだ前回が直線で失速したが、かなり速い流れを付いて行った分も。昨季と違い、中1週で使っても本馬場で追い切れるのは体質強化の証。快足馬が減って距離が延びる今回の方が、先行する自分の競馬がしやすい。

 続くのは前回4着ベニバナクィーン、5着オーミフォレスト。ベニバナクィーンは距離不問の堅実さが魅力。これ以上の馬体減は避けたいが、今回の方が追走は楽になる距離と相手で、前進が見込める。前回が案外だったオーミフォレストだが、少し重く映ったし、理想が逃げだけに外の3番手という展開も影響か。行き切れる距離と枠順になっての巻き返し十分。

 穴候補は別路線組パープルベスト。これまでの実績を思うと、さすがに前回のA2は厳しすぎたが、好調そうな気配は目立つ。1700mは未知数ではあるものの、少し相手が楽にA3なら変わる可能性を秘めている。

 他では1800m以上で中央時は好走ボーラキアーラの変わり身にも注意したいところ。

 

 8日(火)のメイン(11R予定)は「国指定特別名勝・兼六園特別」(A-1・1900m)

 シーズザゴールド、ノボプレシャス、セイカアレグロ、エーティーショパン、エイダイボルト、ヤマチョウサン、アルドラ、ガンズオブナバロン、マイネルリボーン、メッセージの10頭が出走予定(登録のあったジャングルスマイル、ボルドレは回避予定)。

 中心は南関東重賞勝ちの実績馬シーズザゴールド。転入初戦の前回(1500m)は近況や距離から半信半疑だったが、内からしっかり伸びて最後はジャングルスマイルに迫ったくらい。勝負所はインで詰まってスムーズに動けなかったことを思うと、当地での復活を印象付ける走りと言っていい。3着には0秒9差、実績的には今回の方が適距離。前回の勝ち馬が不在で、久々の勝ち星が現実味。

 案外な3着に終わったセイカアレグロだが、大型馬の休み明けだったことも考慮すべきか。まだいい頃の感触ではない気もするが、今は1700~1900m辺りの方が追走も楽になって競馬がしやすいというのが昨季内容からの印象。前進あって後退なし。

 マイネルリボーンは前回をパスして適距離のここに照準。昨年の中日杯3着、長距離戦を求めて遠征した2月の名古屋、3月の園田の重賞でも入着線上。中間の調整ぶりや気配にも問題はないだけに、このメンバーと距離なら上位争いは可能。

 3強ムードではあるが、一角を崩すなら前回が大健闘の4着エイダイボルト。今回の方が適距離でもある。

 

 

(文:競馬カナザワ 大井明洋)

 

 

 

 

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