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【開催見解】金沢競馬 県営第17回[通算第20回]前半(12/18・20)

2016年12月17日

 2016年度・第20回の開催となる金沢競馬は、今年最後の開催。12月18日(日)、20日(火)、23日(金・祝)、27日(火)の4日間。やや変則的な日程ですので、ご注意下さい。終了すると冬季休催期間に突入となります。ここでは18日(日)と20日(火)の展望を。

 

 18日(日)のメイン最終10Rは「香箱ガニ特別」(A4・1500m)

   1番 シャトーブリアン 畑中信司

   2番 ボルテックスセドナ 鈴木太一

   3番 タイキアセンブリー 沖静男

   4番 ショウナンバスター 桑野等

   5番 リバイブビート 平瀬城久

   6番 ガンバレショコラ 青柳正義

   7番 プリズム 柴田勇真

   8番 シレーナ 藤田弘治

   9番 ジョウテンオリーヴ 中島龍也

  10番 レイズアセイル 堀場裕充

  11番 スガノタイトル 吉原寛人

  12番 エイダイサンデー 吉田晃浩

 秋以降は不安定な面も見せているが能力的にはリバイブビート中心。パンとし切らない分、休みを挟みつつの出走でも凡走は2~3走前だけ。1700mとはいえ前走2着で能力を再認識させられたし、今回と同じ距離の4走前A3で2着時は他の有力馬に先着。それなりの調整はされており、スムーズな展開も叶いそうな顔ぶれでもある。

 好調さが目立つスガノタイトルは差しタイプの宿命とも言える2着続きだが、気配と走りは上々。元々A3~A4で好走していた馬だけに格負けもなく、前走1400mよりは戦いやすい距離。外枠なら悪いポジションになる心配も少ない。

 復調を示す前走2着ショウナンバスターも立ち回り一つ。例年この時季に良績が多く、昨冬は1500mでA2勝ち。前進がありそうな中間の過程だけに上位争い必至。

 折り合いが難しいエイダイサンデーもレース運び一つ。途中から先団へ動いていく競馬が続いており、大外枠だと壁を作れず同じような競馬になりそうだが、うまく抑えが利くか、向正面で先頭に立ってしまうか、いずれかが叶えば首位も十分の力量。

 

 20日(火)のメイン10Rは「準重賞 デイリースポーツ杯 能登波の花賞」(B級・1900m)

 フレンチフューゴ、デルマクラノスケ、ドゥスール、タイセイマリーン、オレカーニバル、クラシカルノヴァ、ファルブナイト、スカイフック、リジカーレ、クラルテアンジュ(ここまで10頭が希望投票)、ビュウイモン、メイショウオニグマ、が出走予定。

 この時季ならではと言える好成績馬が集結の一戦。当地1900m経験は2頭だけだが、距離適性も重要なファクター。そして、前回B1格付け馬が57キロ、B2格付け馬が54キロ(共に牝馬は2キロ減)、そして前開催の1着馬は1キロ増という斤量設定も結果を大きく左右しそう。

 距離適性でも斤量でも優位に立つのはクラシカルノヴァ。言わずと知れた元中央オープン馬で、そもそもクラスに恵まれているC1→B2連勝だが、2000m以上を得意としていただけに、この距離は大歓迎だろう。連闘の前開催を回避して中2週でも大きな心配はあるまい。先行激化になったとしても、ねじ伏せてくれるはず。

 転入後3戦3勝と底を見せていないドゥスールも楽しみ。前走も最後は抑える余裕のある勝ちっぷり。転入前は1600m以上ばかりに起用されている点や走法からも、距離延長は歓迎。揉まれない競馬ができれば首位争い必至。

 荒々しすぎる気性だけに伸びしろあるフレンチフューゴも距離は心配ない。これまでと相手は違うが、無理なく先行できれば好戦可能。

 ドゥスールに前々走で完敗しているものの力を付けていて距離も問題ないオレカーニバルも上位候補。穴は距離歓迎の差しタイプか。タイセイマリーン、ファルブナイト、クラルテアンジュらも3着なら十分可能だ。

 

 

(文:競馬カナザワ 大井 明洋)

 

金沢 カナザワ

 

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