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【開催見解】金沢競馬 県営第7回[通算第8回]後半(7/9・11)

2017年7月8日

 2017年度・第8回の金沢競馬は前半週が終了。残すは後半週、7月9日(日)、11日(火)の2日間。

 

 9日(日)のメイン11Rは「クイーン特別(読売レディス杯トライアル)」(3歳以上牝馬・1500m)。1着馬には8月8日(火)の行われる全国交流重賞・読売レディス杯への優先出走権が付与される。

 1番 エムティサラ 青柳正義

 2番 ハッピープリティー 葛山晃平

 3番 ドゥスール 平瀬城久

 4番 キホンハシコ 吉田晃浩

 5番 ナリタノヘア 西森将司

 6番 エムフェイス 松戸政也

 7番 ハニーブーケ 鈴木太一

 8番 ケープオブホープ ☆栗原大河

 9番 マジックベル 田知弘久

 10番 アイナ 藤田弘治

 11番 クラルテアンジュ 桑野等

 12番 ミスアバンセ 中島龍也

 

 A1~B1の牝馬は集めたフルゲート。力差がハッキリしているのは確かだが、紛れも多くなる頭数・顔ぶれでもあり、格下の馬にも浮上の余地はあるかも…。

 転入後A1-1組勝ち→百万石賞5着のミスアバンセが最有力なのは間違いない。船橋在籍の3歳時は4連勝で重賞・戸塚記念を勝った実績。その後は低迷し、兵庫を経て5歳の今春に当地入りも、転入初戦1500mで鮮やかな勝利。一線級相手の前走は5着に終わったが、今回対戦のアイナ、ナリタノヘアには先着、当初より動き自体も良くなっているくらい。勝った時が最内からの競馬だっただけに、大外枠でどう立ち回るかだが、本来は先行していた馬。この相手ならソコソコの位置は取れるはずだ。

 アイナは1組や重賞だと苦戦の傾向だが、今季は馬体を良く見せており、自身の力は発揮の状態を維持。前走1400mでの2着は好走当然のメンバー・少頭数だったが、少しでも距離延長はいいはずで、走る気さえ引き出せばミスアバンセ以外には見劣ることない相手。

 ナリタノヘアは転入初戦でミスアバンセに完敗も、次走1700mで2組勝ち、最後は失速の8着だった百万石賞もミスアバンセとアイナより見せ場は作った。前走は完全に流れ不向き。元々このくらいの距離がベストで、陣営も手の内に入れた今なら展開一つのはず。

 力を付けたクラルテアンジュも無理なくスンナリの展開に持ち込めれば一角崩し可能。かなりデキ上向きに映るドゥスールもロスなく立ち回れれば割り込むシーンも。穴は昨年このレース3着のエムティサラ。

 

 11日(火)のメイン(11R予定)は「恋路火祭り特別」(A1-1組・1700m)

 トウショウプライド、マイネルリボーン、トゥヴァビエン、トニーポケット、ノーネームホース、ウインプリマ、クランキングアップ、トウショウフリーク、が出走予定(登録のあったグルームアイランドは17日の盛岡・マーキュリーC遠征、メイジン、イイデフューチャー、ナツは回避予定)。他地区重賞への遠征などの兼ね合い等もあって7日(金)時点で出走馬が固まっていない点はご了承ください。

 次週の名古屋・名港盃に出走予定のようだが、百万石賞の覇者トウショウプライドがここに出走してくるのであれば当然最有力。元々1500~1700mでは無類の強さ。これからは苦手の暑さとの戦いになりそうだが、前走後も順調に乗り込んでいて、今のところ変調はなさそうだ。

 トウショウフリークは金曜に追い切り消化。その後の様子を見て出否を決める模様。よもやの大敗だった百万石賞だが、さすがに速いペースで追いかけすぎた。出走してくるようなら元中央オープン馬の意地を見せてくれるはず。

 やや案外な百万石賞4着だったマイネルリボーンは、ここを使って名古屋・名港盃へのローテを予定。1700m以上であれば実力的にもっと走れていいだけに、巻き返し注目。

 百万石賞3着のトニーポケットは長距離がベストでも1700mなら距離不足ということはない。前走後も普通に乗り込んでおり、道中をロスなく立ち回れれば面白い。

 好調そうなクランキングアップは相手強化がどうかだが、今のデキでベストの1700mなら通用しても不思議はない。

 

 

(文:競馬カナザワ 大井 明洋)

 

金沢 カナザワ

 

 

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