【開催見解】金沢競馬 市営第2回[通算第9回]前半(7/16・18)

2017年7月15日

 2017年度・第9回の金沢競馬は、7月16日(日)、18日(火)、23日(日)、25日(火)の4日間。25日(火)には東海・近畿地区交流の古馬短距離重賞「金沢スプリントカップ」が行われる開催だが、その展望は次週に。ここでは前半週の展望を。

 

 16日(日)のメイン11Rは「燈籠山祭り特別」(A2-2・1400m)

 1番 ステージナーヴ 吉原寛人

 2番 ウエスタンソレイユ ☆栗原大河

 3番 ベニバナオンリー 西森将司

 4番 チャームドライフ 平瀬城久

 5番 ハニーブーケ 鈴木太一

 6番 タカラブネクイーン 吉田晃浩

 7番 ウインバース 青柳正義

 8番 トウショウアパッチ 葛山晃平

 9番 リッシンハレルヤ 沖静男

 

 取消明けだがトウショウアパッチは1400m絶好の快足。同型タカラブネクイーンも目下の勢いなら通用。この同厩舎2頭がどう先行するかがポイントの一戦で、上位は拮抗。

 目下好調のベテラン10歳馬チャームドライフは、ベストではない1400mでも前走は好位でうまく立ち回れた。同様の競馬ができるのであればここも期待できるはず。元々A級好走馬で昇級は形だけ。近走比較からも見劣る相手ではない。

 タカラブネクイーンはスピードを生かした戦法で今季好成績。同じだけ走ればA2級でも通用の走破時計とスピード。先行争いがどうなるかだけ。

 トウショウアパッチは好調そうに映っていた段階での出走取消は残念だったが、気性的にも大きな影響はないはずで、適距離で逃げか2番手なら当然好勝負。

 追い込み一辺倒のリッシンハレルヤは忙しくて好走の少ない1400mが鍵になるが、一連の内容や末脚の威力は上位。同じく展開に左右される脚質のステージナーヴもスローに泣いた前走より流れが向きそうで警戒したい。

 

 18日(火)のメイン(11R予定)は「向田の火祭り特別」(A2-1・1500m)

 オイヌサマ、セルリアンラッシュ、エムフェイス、タイキガラハッド、ルールゴールド、メイカーズムービー、ラストノート、ロミオ、エイダイサンデー、ドゥスール、チェリートレジャー、トウショウギフト(回避の可能性あり)、が出走予定。

 実力馬揃いの激戦メンバー。大半が出走すると見られ、展開一つの様相。

 走りが良くなってきた元中央1600万下トウショウギフトが出走してくるようなら中心。早目に動いても逃げ馬を交わせずの前走は先行有利の楽なペース。もう少し速い流れになる顔ぶれになる今回は今度こそ。

 タイキガラハッドの前走勝ちは逃げてペースを落とせたことも勝因だが、攻めを強化できたのも大きいか。今回も同様の調整は好感。同型が増えて展開がどうかだけ。

 オイヌサマは近走、ベストの逃げが叶っていないのも凡走要因。この顔ぶれなら行き切れていい。上がり目こそなさそうだが、メンバー的にも展開一つ。

 実力馬ルールゴールドも最近は控える競馬でも大崩れはしておらず、前走もインから3着と小差。1500mなら展開が噛み合えば面白い。

 メイカーズムービーも距離短縮で見直せるし、取消後は懸念のセルリアンラッシュも砂を被らず運べば上位。案外だった前走後ひと息入れたラストノートの巻き返しにも注目を。

 

 

(文:競馬カナザワ 大井 明洋)

 

金沢 カナザワ

 

 

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