【!】各キャンペーンエントリー状況をご確認下さい

【開催見解】金沢競馬 県営第13回[通算第15回]前半(10/8・10)

2017年10月7日

 2017年度・第15回の金沢競馬は、10月8日(日)、10日(火)、15日(日)、17日(火)の4日間。最終日の17日(火)には全国交流の2歳牝馬重賞「金沢シンデレラカップ」が行われる開催だが、その展望は出走馬の固まる次週に。ここでは前半週の展望を。

 なお、今開催B1・B2・C1の各クラスは「特別編成」となっており、近3走の収得賞金順に特選(1組)~4組となっており、より拮抗したメンバー構成となっています。

 

 8日(日)のメイン10Rは「金澤きもの小町特別」(A2-2・1700m)

 1番 ソリッドボート 平瀬城久

 2番 タカラブネクイーン 吉田晃浩

 3番 チャームドライフ ▲塚本弘隆

 4番 ロミオ 桑野等

 5番 エムフェイス 松戸政也

 6番 チェリートレジャー 中島龍也

 7番 エングレイグ 田知弘久

 8番 トウショウアパッチ 葛山晃平

 9番 カトリーヌスリジエ 青柳正義

 10番 イェーガーオレンジ 藤田弘治

 11番 ラストノート 吉原寛人

 12番 メイショウアタカマ 米倉知

 夏場のA2は1400mか1500mばかりだったので、久しぶりの1700m。金沢では初めての距離という馬が5頭もいるフルゲート。明確な差はないメンバーの上に展開も不透明という難しい一戦。

 前回の転入初戦2着イェーガーオレンジは今度こその思い。その前走はトウショウアパッチが速いペースでもハナを主張したことで控えて2番手→少々苦しい流れだった分で差された印象あり、展開負けと言える。中1週で維持の調整ではあるが、気配的には問題なさそう。全姉が芝の短距離で活躍(1200m芝で重賞2勝)したエピセアロームでもあり、距離延長は歓迎と言えないかもしれないが、引き続き先行争い一つなのは間違いない。

 初の古馬相手だが3歳馬カトリーヌエミューは一連の走りなら通用。重賞などをずっと使い込んでおり、上がり目は見込めないが、ソコソコの位置で流れに乗れれば崩れぬはず。

 上位候補は多数の一戦ではあるが、穴っぽいのはロミオ、チェリートレジャーの2頭。ロミオは南関東実績や馬体からも、もっと走れる馬。夏を過ぎたことで追い切りを強化してきたし、適距離と思われる1700m。ロスなく流れに乗れば変わる要素は十分。チェリートレジャーは近走不発だが、見た目や攻め気配は夏場より持ち直してきている。6月には同条件で3着、次走は1500mだが2着。馬場も先週から最内有利の傾向が薄れてきており、差しタイプのこの馬が大きく変わる要素はある。

 他では、逃げた時のタカラブネクイーン、折り合って末脚を引き出せた時のラストノート、クラスと差す競馬に慣れてきたソリッドボートも展開一つで上位の状況。

 

 10日(火)のメイン(11R予定)は「能美ほっこりまつり特別」(A2-1・1700m)

 ヤマチョウルンバ(回避の可能性あり)、ルールゴールド(回避の可能性あり)、ドゥスール、ヤマノミラクル、トゥルースカイ、トミケンアールト、クレバーフォース(回避の可能性あり)、ディターミネイト、ウエスタンソレイユ、ナゲッツ、アウズ、ジュエリーハンター、が出走予定。

 前開催A1-2から連闘になってしまった5頭らの出走は金曜時点で未定だが、一応は出走を見込んでの展望を。展開一つの実力馬が揃っている激戦で、ある程度流れも速くなりそうだが、1700m適性も加味するとウエスタンソレイユが狙い目。昨季も苦手の暑い夏場を休み休みで凌いで9月に連勝。今年も同じようなローテと状態面の推移。前走のJRA交流も流れに乗れず置かれながら入着近辺まで詰めてきた。1700mで勝ち星もあるように、レースぶりからも距離延長歓迎。道中射程圏なら好勝負必至。気性的に立ち回りには少し注文が付くもののデキは良さそうで距離OKのアウズ、ドゥスールも面白い。

 

(文:競馬カナザワ 大井 明洋)

 

金沢 カナザワ

 

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞