【開催見解】金沢競馬 市営第3回[通算第18回]前半（11/19・21）
2017年度・第18回の金沢競馬は、11月19日（日）、21日（火）、26日（日）、28日（火）の４日間。26日（日）に２歳重賞・金沢ヤングチャンピオンが行われる開催だが、その展望は次週に。ここでは前半週の展望を。
19日（日）のメイン９Ｒは「オッズパーク杯」（Ａ２－２・1700ｍ）
１番 タカラブネクイーン 吉田晃浩
２番 フランチャイズ 栗原大河
３番 ラストノート 田知弘久
４番 ビタミンエース 桑野等
５番 ディターミネイト 松戸政也
６番 カトリーヌスリジエ 青柳正義
７番 シュガーラブ 池田敦
８番 トウケイファイター 藤田弘治
９番 ドゥスール 平瀬城久
前回Ａ２－２からの４頭は着外。前回Ｂ１－１（1700ｍ）好走組の方に注目を。
ビタミンエースは取消明けでも力が違った前走勝ち。地方交流も含めると500万下２勝の実績は一枚上のクラス。順調に中１週で使える今回は更に走りが良くなってもいい。折り合いと展開だけの相手関係。
上積みが大きいと見るのは同じレースで３着だったフランチャイズ。昨年はＡ１を勝った実力馬で、今年４月には今回と同条件を勝っている。休養明けの前走も３～４コーナーで一気に動いてみせたが、今回はそれ以上の攻め気配。
一般入り後も堅実なカトリーヌエミューも上位候補。前走は不発だったラストノートも巻き返しは十分。穴は１枠を引いて逃げた時のタカラブネクイーン。
21日（火）のメイン（10Ｒ）は「ＪＲＡ交流 加賀四湯賞」（ＪＲＡ500万下・金沢Ａ２以下・1500ｍ）。
ＪＲＡからは、プラチナコード、リリーメーカー、クリノメルクリウス、ウイングフリオーソ、ウイングエンペラー、ヒデサンエース、が出走予定（回避馬が出た場合はキタサンシーザー、グランンプリアクセルが繰り上がり）。
金沢からは、ルールゴールド、イェーガーオレンジ、エチゴヤマト（回避の可能性あり）、クレバーフォース、トミケンアールト、トゥルースカイが出走予定。
ルールゴールドが前々走・ＪＲＡ交流で７着完敗。今回の方が少し相手は手薄に思えるものの、例によってＪＲＡ勢が優勢か。３連続で当地交流出走となるウイングエンペラーは、際どい着差の３着→２着。目立つ実績の馬が見当たらない今回のメンバーなら同じだけ走れれば当然有力。自在に動ける点でも状態さえ維持できていれば崩れる要素はない。芝だが中央２勝、前走・名古屋交流２着のプラチナコードも好位置で運べば勝機十分。
（文：競馬カナザワ 大井 明洋）
