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【開催見解】金沢競馬 県営第4回[通算第4回]後半(5/20・22)

2018年5月19日

 2018年度・第4回の金沢競馬は前半週が終了。残すは後半週、5月20日(日)・22日(火)。

 

 20日(日)のメイン10Rは「白山信仰の道探訪特別」(A1-2・1700m)

 1番 ラッキーポイント 中島龍也

 2番 メイカーズムービー 平瀬城久

 3番 トップエンパイア 松戸政也

 4番 バルタンセージ 堀場裕充

 5番 カネコメオスター 吉田晃浩

 6番 トミケンフリンク 田知弘久

 7番 エドノエレーナ 服部大地

 8番 ジッテ 藤田弘治

 9番 ダイチヴュルデ 鈴木太一

 10番 ミキノグランプリ 青柳正義

 11番 スプリングボックス 栗原大河

 今季のオープン下はハイレベルなメンバーでの戦いとなっているが、今回はJRA1600万下からミキノグランプリが転入。加えて、距離を問わず毎度ハイペースになっているクラスに逃げ・先行タイプが勢揃い。展開が大きなポイントになりそうだが、読みづらい枠順になった。

 展開面も加味してスプリングボックスを狙いたい。4月のA2-2を最後方からマクりを決めて重賞・スプリングCに挑戦。勝ち馬以外は前崩れの展開とはいえ3着に追い込んで、中央時に芝2400mで2着2回ある長距離適性の高さと能力を示した。自己条件に戻って距離も不足ない1700mなら展開一つ。先行激化が予想される顔ぶれで突入と見た。

 ここでは格上の実績は間違いない転入馬ミキノグランプリは、入厩後の気配も悪くない。気性的に逃げか好位インが好走条件の戦績だけに、あまりいい枠とは言えない点がどうかだが、展開以外で崩れる要素はなさそう。

 当地2戦目カネコメオスターもJRA1600万下在籍の実績。前走4着だが、1月以来の4ヵ月ぶりでビシッと追い切れていなかった。揉まれていいタイプではなさそうだが、ひと叩きして上積みが見込める今回は前進必至。

 ジッテも転入後A2連勝が強い。緒戦で1700mを克服、前走は激しい逃げ競りの超ハイペースを凌いだ点は優秀。こちらも砂を被ったり揉まれたりするとサッパリの転入前戦績だけに、先行争いが浮沈の鍵だが、通用していい能力と好気配。

 ベストの逃げは難しい顔ぶれになったバルタンセージ、トミケンフリンクだが、共に控える競馬でも好走あり。好調そうに映るだけに、うまく立ち回れれば面白い。

 

 22日(火)のメイン(11R予定)は「揚げ浜式塩づくり特別」(A1-1・1700m)

 メイジン、マヤノカデンツァ、ノースウッド、ゴールドハリアー、スガノランバダ、マイネルリボーン、ソルティピース(転入)、が出走予定。(登録のあったナガラオリオン、アントニオピサ、トウショウプライド、ムーンファースト、プラチナバディは回避予定)

 重賞後の開催だけに回避馬が多くなった(登録なしも含む)。それだけに、中日杯など昨季重賞2勝のメイジンに意地を見せてほしい一戦。前走の笠松・オグリキャップ記念は南関東の快足馬がいてハナを切る自分の競馬ができなかっただけに参考外。3月の前々走も大物ナガラオリオンに潰される展開での大敗。順調に調整できており、おそらく崩れ知らずの逃げが打てるメンバー。一線級が少ない力関係的にも変わってくれるはず。

 前走が強かったノースウッドにも注目。その時計に関しては高速馬場ゆえのものだが、ベストとは言えないであろう1700mの控える競馬でも後続を千切った前走は強かったし、好気配も目立った。1組でもこのメンバーならヒケは取らない。

 マイネルリボーンにも巻き返してほしいところ。6着と案外だった前走の重賞・スプリングCだが、今の馬場では不利な外からの展開を強いられ、大外枠も不運だった。中間も特に変調は感じず、距離も守備範囲の1700mなら展開一つ。

 変わり身があるなら元JRA1600万下マヤノカデンツァ。力的には前走2組で5着ということはなく、久々や高速馬場が応えた印象。乗り難しいタイプだが、もっとやれていい。

 

(文:競馬カナザワ 大井 明洋)

 

金沢 カナザワ

 

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