【!】各キャンペーンエントリー状況をご確認下さい

【開催見解】金沢競馬 県営第15回[通算第18回]前半(11/25・27)

2018年11月24日

2018年度・第18回の金沢競馬は、11月25日(日)、27日(火)、12月2日(日)、4日(火)の4日間。12月2日(日)に2歳重賞・金沢ヤングチャンピオンが行われる開催だが、その展望は次週。ここでは前半週の展望を。

 25日(日)のメイン9Rは「きらめきクリスマス特別」(A2-2・1500m)
   1番 エレクトリイオネ  △塚本弘隆
   2番 ブレインハート  青柳正義
   3番 グランパルファン  中島龍也
   4番 メーティス  平瀬城久
   5番 マイネルヘミニス  米倉知
   6番 エイシンクウカイ  藤田弘治
   7番 マイネルリノセロス  畑中信司
   8番 キホンハシコ  吉田晃浩
   9番 バルタンセージ  堀場裕充
 10番 キホンハシコ  栗原大河
 11番 ディターミネイト  松戸政也
 12番 ドロダンゴ  ☆柴田勇真
 ハイペースになって後方勢の台頭が多いA2クラス。再三の砂補充で時計が掛かるようにもなったここ2週も踏まえると、展開次第で何が起きても驚けないフルゲートの一戦。そんな中でも主力となりそうなのは、常に好戦しているエイシンクウカイとドロダンゴ。
 7勝の快進撃は「逃げ」だったエイシンクウカイだが、ここ2走は揉まれる競馬にも対処できて3着→3着。前々走こそ少し戸惑いが見られたレースぶりも、前走内容を見る限り徐々に慣れてきた様子。中1週続きでも追い切りの強度は前走以上で、崩れはないはず。
 ドロダンゴの前走は1角で膨れた馬がいて外に振られた。そんなロスがありながら自ら動いて4着。着順ダウンでも評価は下がらない。使い込んでいるが、特に変調は感じないし、立ち回りの難しい大外枠がどうかだけ。力を出し切れば上位争い必至。
 逃げればメーティスも面白い。折り合いの難しさなどで転入当初は調整も苦労していたが、徐々に手の内に入ってきたようで、前開催を使っていないこともあり負荷アップの追い切り消化。前走ほど厳しい展開にならなければ踏ん張りが増すはずだ。
 バルタンセージは久々で割引が必要な調整内容も、実績で上回るだけに地力が怖い。
 攻め気配は強調できないものの、転入馬ブレインハートもスピード・能力は十分通用。
 穴ならディターミネイト。前走は出遅れて1角では外に膨れるなど力を出せず。スムーズに運べば見直せる。

 

 27日(火)のメイン(10R予定)は「JRA交流 加賀四湯賞」(JRA 3歳以上500万下・金沢A2以下B1以上・1500m)
 JRAからは、ナムラカブト、ジャスパーエイト、カフジフェニックス、クロフネプリンセス、エスシーハンコック、スフターバル、が出走予定
 金沢からは、ロンプフェイス(回避の可能性あり)、サンダースプリング、ヒカルカミヒコーキ、ベルウッドデナリ、が出走予定。(登録のあったヤマチョウタンゴ、トーホウボニータが回避予定)
 10月30日の加賀白山賞2着のジャスパーエイトが連続参戦。勝ち馬とは大差で、1分37秒3の時計も当日の馬場的には強調できないが、2ヵ月ぶりでもあったし、勝負所は内を回ったものの、出負け気味のスタートから掛かり気味に序盤は外の位置だったのも応えた。当地1500m 2度目と間隔を詰めて使うことで前進はありそうだ。
 戦績的にはスフバータルも上位。笠松に転じて2勝して中央復帰後の1勝も高知交流だが、4走前・浦和交流2着時の1着・3着馬は昨春・金沢の交流で1着・2着。それならこの馬も好戦必至。差し脚質だが、ロスなく立ち回れれば好戦必至。
 エスシーハンコックは久々の4ヵ月ぶりの川崎交流を叩いて前進必至。中央でもハナを切っておりスピードは魅力。
 ナムラカブトも500万下で2着(1400m)・3着(1800m)の実績があるし、地方交流も2.3.3.5.8着と好戦多数。差し脚質だが、立ち回り一つの力関係。
 中央で勝ち上がっている3歳馬カフジフェニックス、クロフネプリンセスは共に昇級戦の前走で大敗しているが、地方交流で先行策なら変わり身があってもいい。


(文:競馬カナザワ 大井 明洋)

 

金沢 カナザワ

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞