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【開催見解】金沢競馬 市営第3回[通算第13回]後半(9/15・17)

2019年9月14日

 2019年度・第13回の金沢競馬は前半週が終了。残すは後半週、9月15日(日)、17日(火)。

 

 15日(日)のメイン9Rは「準重賞 楽天競馬杯 くろゆり賞」(2歳・金沢デビュー馬・1400m)

  1番 メイメイ 吉田晃浩

  2番 チョウマイモン 藤田弘治

  3番 アウマクア 米倉知

  4番 マロンブランド 畑中信司

  5番 グラムデイジー 栗原大河

  6番 フジヤマブシ 平瀬城久

  7番 シュネルン 青柳正義

  8番 ミライヘノトビラ 池田敦

  9番 ティアラクイーン 中島龍也

 ここ2開催の認定戦(1400m)勝ち馬は不在。そうなれば前々回2着フジヤマブシが中心に。前開催を回避したローテーションだが、中間の乗り込みや見た目から大きな心配はなさそう。一戦毎に課題だったスタートも上達、体つきも絞れて良くなっている。スケールの大きい馬体的にも、まだまだ伸びしろも残している。

 前々走4着は2着フジヤマブシと1秒1もの差があったマロンブランドだが、0秒3差と進境を見せた前回3着の内容なら肉迫以上も可能。小柄だが細いわけでもなく、中1週続きも心配ないはず。馬場が乾いて枠が内目に変わる影響さえなければ。

 前開催1400mの新馬戦2着チョウマイモンも好素材。その走破時計は同日の認定戦でも5着相当。実戦経験の上積みを考えれば即通用の算段。スタートが遅い点が頭数増でどうかだけ。

 2戦目の前回が逃げて失速の8着だったアウマクアも見限れない。力負けというより経験のなさや厳しい展開が敗因。馬体から見ても能力自体はヒケを取らないはず。

 認定戦は5着→4着のグラムデイジーも体つきや走りは良くなっており、今回は攻め強化。課題は遅れ気味のスタートだが、うまく流れに乗れれば上位争いに加わっていい。

 

 なお、この日の最終11Rには「おトクで楽しい楽天競馬特別」(A1-1・1500m)も組まれている。重賞の谷間でもあり5頭立てだが、当地屈指の実力馬ナガラオリオンが登場。夏休み明けでも動ける態勢は整っており信頼。対抗格はサノラブ。前走・読売レディス杯大敗は厳しい展開や馬体増が敗因。地元馬同士の1500m以下では底を見せておらず、破格の追い切り時計をマーク。体が絞れていてマイペース逃げなら逆転があるかも。

 

 17日(火)のメイン(11R予定)は「楽天競馬でうれしいポイントが貯まる特別」(A1-2・1700m)

 コスモドーム、フジノナデシコ、メジャーシップ、ブラックビアド、ベルウッドデナリ、コスモボアソルテ、マヤノガルネリ、コウエイバラノマチ、ミキノグランプリ、スマイルゴーイング、ディターミネイト、が出走予定(登録のあったボルドープラージュは回避の見込み)。これまでの2組より層が厚いメンバー構成に思え、要注目の一戦。

 全国交流重賞の読売レディス杯でも3着に差し込んだフジノナデシコを中心視したい。1500mの牝馬重賞で好走の近走だが、中央1勝・500万下3着も1800m、当地でも1700mや1900mで好パフォーマンスだけに、むしろ距離延長歓迎。中間も順調なようで、1着ティモシーブルー、2着ヤマミダンスの3着だった前々走からも2組なら自在に上回る。

 叩き2走目のブラックビアドも前走は重賞で度外視。体つきなどは休養前より良くなっており、適条件のここは展開一つ。

 3月の開幕戦2着以来となるメジャーシップにも注目。1週前の時点で追い切りの動きは悪くなかったし、久々でも2組・1700mなら地力も上。いきなり走れても不思議はない。

 叩き2走目・距離短縮の元JRAオープン馬コスモドームも前進を見せそう。相手は強くなる前回の1着マヤノガルネリ、2着コスモボアソルテも、展開一つで出番ある適距離。

 

(文:競馬カナザワ 大井 明洋)

 

金沢 カナザワ

 

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