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【開催見解】金沢競馬 県営第16回[通算第19回]前半(12/1・3)

2019年11月30日

今年も残り2開催。2019年度・第19回の金沢競馬は、12月1日(日)、3日(火)、8日(日)、9日(月)、10日(火)の5日間。前半週は通常の「日・火」ですが、後半週は「日・月・火」と3日連続の開催となります。シーズンの総決算と言える重賞「中日杯」の展望は次週に。ここでは前半週2日間の展望を。

 

1日(日)のメイン8Rは「どぶろく祭り特別」(A2-2・1700m)

 1番 スカイステージ 塚本弘隆

 2番 サノイチ 米倉知

 3番 ヴァッフシュテルケ ▲兼子千央

 4番 マイネルピオネロ 藤田弘治

 5番 ミキノハルモニー 青柳正義

 6番 ゴールドハリアー 吉田晃浩

 7番 トーホウボニータ 栗原大河

 8番 ライトブリンガー 沖静男

 9番 ブロウユアマインド 吉原寛人

 10番 スターインステルス 中島龍也

 

再転入戦のB1特選を快勝した元JRAオープン馬サノイチが最有力。門別で休養明けを叩いての当地入りとはいえ前走時はまだ万全とは言えなかったとのことだが、直線の伸びはさすが。希望投票をした中日杯への出走は叶わなかったが、特に不安なく追い切りも消化、1700mの方がレースしやすい。このクラスなら特に死角はないはずだ。

ミキノハルモニーも元JRA1600万下好走馬、昨季はA1。休養後の今秋は本来の走りを取り戻しつつある3連勝。前走を見ても1700mが適距離。1開催パスしての中3週さえ影響しなければサノイチ以外には負けられない。

見直したいのはブロウユアマインド。前走1900mは折り合い重視のレースで嫌気がさしたかの後退だったが、2着もある1700mでスムーズに運べば巻き返し可能。

3着→3着と復調ムードのトーホウボニータは1700mだとラスト少し甘くなるが、目下の走りならここも上位争いに。良績は芝短距離の転入馬ヴァッフシュテルケも相手関係が楽になる当地なら侮れない。

 

また、この日の最終9Rには「楽天競馬で加能ガニが当たる!賞」(B1-2・1500m)も組まれており、底を見せない4連勝中イリュージョニスト、復調を遂げたエイシンクウカイ、上昇の3歳牡馬サッキースピネル辺りが有力候補。

 

3日(火)のメイン(10R予定)は「旧福浦灯台ライトアップ特別」(A2-1・1700m)

スマイルフォース、エムザックヒーロー(再転入)、ビップフェリックス、トーセンエポナ、カトリーヌスリジエ、ドロダンゴ、ルクナバード、トサイチ、ビオラフォーエバー、プラチナバディ、が出走予定。(登録のあったヴィジリアは回避の予定)

展開一つのメンバー構成だが、当地転入後は崩れ知らずのビップフェリックスを中心視。好メンバーの1900mだった前走も逃げ切りは許したものの小差に詰めた2着。極端に揉まれない限り距離を問わず堅実で、スムーズに運べれば引き続き勝機あり。

競走除外明けのビオラフォーエバーも実力・距離的にも首位争い必至。レース間隔は開いたが、中間の調教量は十分。ここ3走の2着3回時は今回対戦の半数ほどには先着しており、スンナリ先行も叶いそうな顔ぶれ。

スマイルフォースも中央2勝の地力的に小差。前々走3着はビオラフォーエバーに先着されたが、展開一つで覆せそうな内容。月1走ローテなりに動ける態勢なら上位争い参戦。

当地は3歳秋以来となるエムザックヒーローも、このクラスと距離なら間に合う走力だけに、気分良く運べるかどうかだ。

 

(文:競馬カナザワ 大井 明洋)

 

金沢 カナザワ

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