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【開催見解】第7回笠松競馬(7/22・24~26)

2013年7月21日

7月22日、24~26日までの4日間、「盛夏シリーズ」が行われる笠松競馬場。ここでは各日のメインレースの展望をお送りしていきたい。

 まず初日はB-1組による「あさがお特別」。10頭中、前走で勝ち鞍を挙げた馬が5頭とハイレベルなメンバー構成となった。その中でも前走でこのクラスを勝ったエーシンチェイサーがまずは有力になってくるだろう。安定した先行力があって、なおかつ簡単にバテない優等生タイプで、ここも大崩れの心配は少ない。同レースで2着になったゴールドフレンドは前走より同型が手薄になっているぶん、粘り込みに期待したいが、陣営からは暑さを気にする声も聞かれるだけにそのあたりがどうか。別路線組ではエンタープライズ。すでに17勝とその潜在能力は抜群。持ち前の迫力ある末脚で見せ場はつくってきそう。そのほかにもエーシンハクレイ、ヤマノアサカゼ、グレートエンペラーも実力十分で伏兵陣は多士済々だ。

 2日目は3歳2組と中央未勝利による交流戦「カンナ賞」。毎回、中央勢が優位なクラスだけに、今回も中央での戦歴がいいスリーマーゴン、リトルボナンザが有力になってくるが、時期的に中央未勝利組の層が薄くなってきているのも事実。今回の中央勢に3着以内の実績がある馬はおらず、この顔触れなら地元勢にもチャンスありとみた。オカノカシラギ、プレジールの2頭はすでに中央交流で入着しているし、時計的にもこのクラスで通用するだけのものはマークしている。中間の気配も悪くないだけに、ほんの少し展開が向いてくれれば、好勝負できるはずだ。

 3日目はC-1組による「C級チャンピオン」。そのレース名にふさわしく、前走勝ちを収めた好調馬がズラリとそろい、目移りする好メンバー。特に注目したいのは前開催でこのクラスを勝ったアイファーストークと、C-13組特別を勝ったドラマティックデイ。アイファーストークは1分28秒台連発とここへきての充実ぶりが目を見張るし、今回も距離が据え置きの1400mなのが魅力だ。1分29秒8と前走時計では見劣るドラマティックデイだが、前走では上り3ハロンを38秒1でまとめており、単調な先行馬でないことを証明し、奥の深さを感じさせた。また、2歳重賞で2着の実績があるオグリカーンが前走で約5カ月ぶりの勝利。その内容も良かっただけに、素質馬が復調なったとの見方はできる。一気に相手強化されたここでも注目したい。

 4日目のメインはA-2組の「盛夏特別」。まず注目したいのが、前走で2組を勝ったシンビシスだ。勝ち時計の1分40秒8は、軽めの馬場状態とはいえ文句なしの好時計だったし、好位からシャープに抜け出した内容も優秀。今回は前開催と違いオープンが編成されていないぶん、同じ2組でも多少メンバーがそろっているが、それでも同馬の好調さをもってすれば十分に太刀打ちできそう。実績ではオープン勝ちのあるエーシングレーソロが一枚上。休養明けを使いつつ5→2着、中間もしっかりと乗り込みを消化して一戦ごとに気配も上向いている。そのほかでは気性的にムラな面はあるが、前走でなかなかの末脚を発揮したエイシンダッシュや、中央交流戦で5着に頑張り堅実味をアピールしたフレシータも上位をうかがえる力を秘めている。

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

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