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【開催見解】第1回笠松競馬(4/7・9~11)

2014年4月6日

 平成26年度第1回笠松競馬は「新緑賞(SPII)シリーズ」。4月7日、9~11日の4日間開催となっている。シリーズメインの新緑賞は10日に行われる。

 初日のメインはB-1の「淡墨桜特別」。現在、この条件を連勝しているのがワイメアウェーブ。ひと息入って距離延長と、決して楽観視はできないが、もはやB級に敵なし、と言われるほどの素材。仕上がりもまずまずだし、やはり主力視するのが妥当か。相手は混戦極まりないが、上昇度なら3連勝中のゼンノアロウ。直前の追い切りも文句なしの動きだ。他にもマルカリード、ニューロマンサー、ヤマニンブリス、マユノプーリン、ソユーズ、レインボーオーラなど実力馬が勢ぞろい。見応え十分の一戦となりそうだ。

 2日目はオープンの「東海クラウン」がメイン。久々という臨戦過程で、痛恨の出遅れ。そんな中をきっちり勝ったドリームカトラスに今回も人気が集まりそう。ほぼ仕上がっていたとはいえ、叩いた効果で攻め馬の気配は上がっているし、一枚落ちのオープンなら連勝の期待がかかるのは当然だろう。これと前走、首の上げ下げだったヤマニンノベリストも圏内必至だが、転入緒戦となるワールドエンド、エイシンナナツボシにも警戒が必要。前者は中央で4勝、後者は当地の重賞でも結果を残している実績馬だ。陣営の期待もかなりだし、今後も注目して損はないだろう。他にはバンダムミュートス、エーシンテュポーン、コパノカチーノ、トウショウジオンなどが出走する予定。

 3日目のメインは前記した3歳オープンの「新緑賞」。全国区での活躍を期待されるカツゲキイチバンをはじめ、素質馬リックタラキチがここを復帰戦として出走する。ここに勢いのあるスウィフトダンサーや、名古屋からトーホウボンバー、ドクターナイーヴなどが加わった激戦模様だ。他には決め手上位のアクティブウイークやリードテイオーも3連単には欠かせぬし、素質は互角のレインメーカーに意外性を求める手もありだろう。今後のクラシック戦線を占う意味でも、是非とも注目したい一戦だ。

 4日目はC-1の「奈良津桜特別」がメイン。転入後は連勝中と底を見せていないシャドウゲームに人気が集まりそうだが、今回、距離が1800mで施行される点に波乱要素がある。バンダムデサントやホワイトタイガーは格こそ劣る印象だが、距離適性という点から捉えると長打があっても驚けない。他には降級したエーシンエムホープ、復調一途のボブリン、先行してしぶとそうなワンダリングブルーやラステラッサなども流れひとつでチャンスが出てきそう。

 

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

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