【開催見解】第1回笠松競馬(4/3~7 重賞:新緑賞)

2017年4月2日

 第1回笠松競馬「大型ビジョン落成記念シリーズ」。4月3日(月)、5日(水)~7日(金)の4日間で、シリーズメインは5日に催される新緑賞である。それでは順に各日のメインを紹介していきたい。

 

 初日4月3日(月)はB-1特別「淡墨桜特別」。初戦の勝ちっぷりからすると、マッシヴヒーローに連勝の期待がかかる。もともと中央2勝と底力があるし、距離経験も豊富なだけに1800mがマイナス材料にはならない。続いてこの条件を連勝しているマイネルデュエル、快速自慢のワイルドジークなど。すっかり軌道に乗ってきたメガホワイティやベジャールコードも距離が合いそうで穴っぽさ十分だ。

 

 2日目4月5日(水)は3歳重賞「新緑賞」。傑出馬不在のメンバー構成だが、そんな状況だけにセレニティフレアのゴールドジュニア勝ちの実績は光る。ここ2走は馬場が合わなかったとも聞くし、地元に戻れば本来の決め手を発揮してきそうだ。同じく重賞勝ちがあるイスタナだが、近走内容がひと息。ヒモ争いは混戦だが、堅実なハリアーを筆頭に、力量的にはフリーゴーイング、サザンオールスター、アンティクイーンにもチャンスが巡ってきそう。

 

 3日目はA級・B級以上オープンの「東海クラウン」。東海ゴールドカップに続いて梅見月杯を制したアサクサポイントが堂々の主役。4月27日に催されるオグリキャップ記念を見据えたローテと思われるが、まともに力を出し切れば圧勝しても不思議ない力量。ある意味、勝ち方を問われる一戦だ。これに立ち向かうのはメモリージルバとマヤノカデンツァ。前者は言わずと知れた笠松巧者、後者は中央2勝と底力があり、転入初戦の前走も強かった。笠松勢ではやはりハイジャが筆頭か。前記した3頭すべてが追い込み脚質であり、展開面はこちらに利があるはずだ。実績馬ゴールドアローも本来の先行策が取れれば穴っぽさはある。

 

 4日目はC-1特別の「笠松町商工会特別」。勝ち馬がそろって見応えのある一戦だが、より将来性を感じるのはユメカナウとワンソックワンダー。ともに恵まれた好馬体の持ち主で、逃げて良し、差して良しと脚質に自在性がある点も魅力。これに割って入るならすっかり調子を上げてきたマーズアタックや、好センス秘めるトーレクン、シンボリテレサなど。笠松巧者サムライッコもヒモに一考。

 

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

競馬東海

 

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