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【開催見解】第14回笠松競馬(11/20~24 重賞:笠松グランプリ)

2017年11月19日

 第14回笠松競馬は「笠松グランプリシリーズ」。11月20日(月)、22日(水)~24日(金)までの4日間で行われる。順に各日のメインを紹介していきたい。

 

 初日はB-1組「磨墨特別」。A級への登竜門の一戦で今回も好メンバーが集結したが、中でも注目はデビュー以来、7戦全勝を誇るメモリージュネス。一気の相手強化でここが正念場だが、時計的には十分に通用する計算。5連勝と勢いに乗るハッピーサンディーはなかなかの強敵だが、スピード勝負なら互角以上だろう。他にも伏兵陣が多彩で、堅実差しフォークローバー、馬っぷり上位のゴールドブレード、前走のこの鞍の勝ち馬バークレアヴィガも圏内必至。手に汗握る大激戦だ。

 

 2日目はシリーズメインの全国交流重賞「笠松グランプリ」。今年も例年以上に好メンバーがそろったが、まず注目は兵庫のトウケイタイガー。かきつばた記念Jpn3を優勝した実績はここでは胸を張れるものだし、いかにも笠松に合いそうな先行力も兼ね備えている。ここは堂々の主役だろう。これに待ったをかけるのは岩手のラブバレット。昨年、一昨年と当レースを優勝し、今年は3連覇がかかっている。ダークホースはこれまた兵庫のエイシンヴァラー。中央6勝は堂々たる実績だし、転入初戦の前走も下鞍ながら圧倒的なパフォーマンスを見せていた。他で

は大井のプリンセスバリューや高知のカッサイも虎視眈々と上位をうかがっているが、地元期待はダイヤモンドダンス。半信半疑で臨んだ前走がケタ違いの強さだったし、元々が相手なりのタイプ。混戦に強そうだけに、馬券的には面白い存在になりそうだ。

 

 3日目はC-14組「第32回畜産フェア特別」。なかなかの素質馬が集まったが、前走の勝ちっぷりが良かったのはラニカイワヒネ。小回り向きの先行力があるし、上がりも秀逸。太めを叩いてさらに上積みが見込めそうだけに、連勝の期待はかなりだろう。これに対するはデビュー以来(6120)と抜群の安定感を誇るゴールドアウル。前走勝ちで軌道に乗りそうなムーンシュトラール、マサノホウオウもそれぞれ奥がありそうで楽しみな存在。以下、セイントレイチェルやサンマルスイートも時計的には見劣らない。

 

 4日目はC-1組「雷鳥特別」。各馬の力量が接近してなかなかの混戦レースだが、前走この距離で勝っているカサマツブライトが総合力で一歩リードしている印象。これまで戦ってきた相手と比較すれば特別でも互角以上にやれるはずだ。逆転候補は前走、圧勝したシュパーガ、一般編入してきっかけをつかんだワンダフルキングスやキングレイジングもチャンスがあっていいだろう。他では距離が合いそうなパイオニアワークもヒモ争いなら差はないか。

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

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