【開催見解】第4回笠松競馬(5/28~6/1)

2018年5月27日

 第4回笠松競馬は5月28日、30日、31日、6月1日の4日間、「鵜飼シリーズ」が行われる。順に各日のメインを紹介していきたい。

 

 初日・5月28日はB級の地区交流戦「第9回A・G・I」(1600m)。A(愛知)・I(石川)から参戦がないのは残念だが、G(岐阜)だけでもなかなかの素質馬が集結して馬券的にも楽しめるメンバーになっている。混戦に強そうなドリームダークアイ、7連勝中と勢い最高潮ストーミーワンダーの笹野勢に、東海クラウン2着のセブンサムライも単の資格十分。他には手の内に入ってきたシーザワールドや、ハマれば切れるシークレットオースやカティサンダもヒモ争いには加えたいところだ。

 

 2日目・5月30日はA-3組「初夏特別」(1600m)。どんな流れでも確実に追い込んでくるフォークローバーが軸にふさわしい印象だが、潜在能力確かなゴールドブレードや、先行力上位のウェーブキング、伊藤強一厩舎のワイルドジークやマラカイトスターも一発の可能性十分。穴で狙うなら3歳馬サラヒメ。初めての対古馬戦になるが、重賞から解放されて変わるかも。

 

 3日目・5月31日はC-14組「かがり火特別」(1600m)。人気の中心は休み明けを連勝中のウインスーペリア。気配もぐんぐん上がってきているし、前走の勝ちっぷりならここでも互角以上だろう。対するレックスも上昇一途。初戦でウインスーペリアに負けているが、差は僅か。前に行ける強みを生かせば逆転もありそうだ。他では前走勝ちで勢いに乗りそうなジオパーククイーンも時計差がなく、V争いの一角。ブランドランナー、ヒカルノシンデレラは展開面が微妙で、押さえまでの評価か。

 

 4日目・6月1日はオープンの「東海クラウン」(1800m)。出否を迷っているが、出走すれば栗本厩舎のベルボームとアペリラルビーから目が離せない。対照的な脚質の2頭だが、ともに気配は上々。オープンでもメドがついているだけに、好勝負は間違いないはずだ。続いて注目はハードルソング。ここにきて急成長を遂げている1頭で、距離が1800mになる点も買い材料だ。一変期待はオグリキャップ記念で2着と大穴をあけたアンカーマン、近走不振も底力を秘めるアサクサポイントの名古屋勢。前が競る展開になった時のカラジャスが3連単の穴候補。

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

競馬東海

 

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