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【開催見解】第10回笠松競馬後半(9/19~21 重賞:オータムカップ)

2018年9月18日

9月19~21日の3日間、「長月シリーズ後半戦」が行われる笠松けいば。ここでは各日のメインレースの展望をお送りしていきたい。

 

4日目・19日(水)のメインはA-3組・中央500万による交流戦「爽秋特別」(1400m)。
 近年の傾向からは中央優位のクラスであり、ここにはキーネットワーク、オウケンブライトといずれも笠松で2戦2勝のコース相性の良さを見せる2頭が出走。当然、どちらも勝利を強く意識しての遠征とみてよさそうだし、先行力と上々の粘りを兼備したタイプで大崩れの心配がない。名古屋の交流戦で未勝利を勝ち、地方の馬場に不安のないテイエムゼッケイ、前々に絡む脚があり3kg減・西村騎手を配してきたミスレジェンドがこれらに続く存在だろう。地元勢では重賞で好走実績があり、距離短縮で折り合いがつきやすくなったセブンサムライ、攻め馬の動きが絶好だったオヤカタに期待したい。

 

5日目・20日(木)はシリーズメインの「第45回オータムカップ」(1900m)。
 笠松に秋の訪れを告げる名物レースだが、今年は金沢からミキノハルモニー、兵庫からアリオンダンス、ビクトリーミトルが参戦。いずれもA級で活躍する実力派であり、わざわざ遠征してくるのだから色気たっぷりのはず。ただ、重賞はもちろんオープン勝ちの実績がある馬はおらず、ここらが相手なら地元勢でも互角の勝負ができるはず。中でも注目は岩手から再転入2走目のくろゆり賞でカツゲキキトキトの2着に健闘したヴェリイブライト。直線ではあわや差し切るかの場面もあったし、「追い切りの動きが抜群でした。前走よりさらに上向いていると思います」と調教の手綱を取る渡邊騎手。体調面の上積みがあるとなれば、勝機もありそうだ。笠松巧者の名古屋メモリージルバもこのコースとメンバーなら上位争い必至の力がある。9歳の秋を迎えたが、5走連続で掲示板を確保するなど衰えは見せていないだけに、得意の笠松で好勝負を期待したい。そのほかにもダイヤモンドダンス、アンカーマンといった実力派がいて、目が離せない一戦となった。

 

6日目・21日(金)はC-1組の「萩特別」(1600m)。
 毎回、前走勝ちの好調馬がそろうクラスだが、今回も好メンバーになりそう。そんな中でも、転入後の2勝の内容を見るとラニカイブルームが中心だ。昨秋の転入初戦を1分27秒6で快勝した後、10カ月の休養を余儀なくされたが、復帰初戦の前走でも1分28秒6をマークして1着と素質の高さをアピール。馬体はできていただけに大きな上積みはないものの、息の入りはよくなるはずで、連勝が濃厚だ。アタマ差ではあるが、前走で1分28秒8と自己ベストを更新したセブンシーミノルの勢いが対抗格。7月に戦列復帰後、一戦ごとに着順がアップしているのも好感が持てるし、1600mで勝ち鞍があるので距離延長も問題あるまい。距離でいえば1600mで4走して2着3回というレッドデイムも面白い存在だ。

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

競馬東海

 

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