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【開催見解】第11回笠松競馬(10/2~5)

2018年10月1日

第11回笠松競馬は10月2日(火)~5日(金)の4日間、「飛騨シリーズ」が行われる。では順に各日のメインレースを紹介していきたい。

 

 まず初日はB-1組「陣屋特別」(1600m)。以前からオープン入り間違いなしと言われ続けていたカイシュウキリシマが前走、遂にこの鞍を勝利。番手からソツのない競馬でなかなかの勝ちっぷりを見せたし、勝って同条件なら有力視されるのは当然だろう。相手はやや混戦模様だが、まず目がいくのは3歳馬メモリーメガトン。不思議と1600mの相性が良くない馬だが、豪快な決め手があるので展開ひとつだろう。これの末脚が不発に終わるようだと、先行力のあるサイレンスミラーやワンダフルキングスの前残り。穴なら夏負けから脱出しつつあるイナズマアリオーン。

 

 2日目はC-11組「下呂特別」(1400m)。傑出馬が不在でひと波乱あっても不思議ないが、安定感ならバイカルフォンテンが最右翼。引き続き体調も良さそうで、陣営から強気のコメントが出ている点も買い材料だ。逆転候補はヒカルノシンデレラ。前走はひと息後で、あれがバイカルフォンテンとの力差ではない。あとはひと脚切れるトリップオブラブやトランキーロあたりもヒモ争いに加えておきたい。

 

 3日目は2歳のJRA認定競走「ジュニアクラウン」(1400m)。今年で第46回を迎える伝統の2歳重賞だが、現段階で一歩リードしているのは秋風ジュニアを勝利したボルドープラージュ。当地に合う先行力があるのは大きな強みで、前走後はここ一本で調整してきたローテにも好感が持てる。逆転筆頭は、その秋風ジュニアで2着に来たエリアント。いい脚を長く使えるのが武器で、均整の取れた好馬体も魅力のひとつ。好位からの競馬がかなえば、当地初Vも夢ではないはずだ。3番手以降は混戦模様だが、単穴ならフォアフロントがオススメ。厩舎一番の素質馬と期待の大きい馬だが、その馬が連勝と勢いに乗ってきた。まだ上積みが見込めるだけに、重賞でどんな競馬をするのか非常に楽しみ。他では、堅実なワイエススカイ、ドリームノーティス、800mながらデビュー戦が強かったブライアンビクターも侮れない1頭だ。

 

 4日目は古馬オープンの「東海クラウン」(1800m)。今や笠松ナンバーワンとも言われているストーミーワンダーが人気を集めそう。太めを叩かれての上積みを見込めるし、一線級不在の東海クラウンなら結果を出したいところだ。以下はなかなかの激戦だが、まず注目したいのはフロリダパンサー。笠松は(2110)とすべて馬券に絡んでいるし、東海クラウンを勝った実績も光る。他では再転入してきたハタノリヴィールもまずまず仕上がっているし、名古屋ラモントルドールも能力的にチャンス十分。オープン初挑戦のフライングゲットがどんな競馬をするかも楽しみだ。

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

 

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