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【開催見解】第13回笠松競馬(11/5~9 重賞:ラブミーチャン記念)

2018年11月4日

第13回笠松競馬「ラブミーチャン記念シリーズ」は11月5日(月)~9日(金)までの連続5日間開催。順に各日のメインを紹介していきたい。

 

 初日はB-1組「中山七里特別」(1800m)。人気はシーザワールドとセイソか。前者は夏負けが解消して上向き傾向。距離1800mも合いそうだ。後者はレース運びがうまく、馬券には欠かせない存在である。これらに割って入るなら前走、この鞍を勝ったプラネットナインか、(1110)の笠松へ矛先を向けてきたミラクルシップ。距離延長が奏功しそうなクマリが3着の穴。

 

 2日目はA-3組・中央500万条件の交流戦「安房峠特別」(1400m)。地元勢も3着なら絡めそうな馬がちらほらいるが、基本的には中央優位。いつも通り勝ち馬は中央勢からか。中ではモンロー。500万条件を勝った実績があり、ハナへ行くスピードも魅力だ。次いで、500万でも上位を賑わしているグランノーブルとモーグリ。未勝利交流勝ちだが、地方の馬場に適性があるミッキーマランとコクシネルも軽視はできぬか。

 

 3日目はC-14組「せせらぎ特別」。安定感のあるマイティークイーンから入るのか、豪快な決め手があるメジャードリームから入るのか。選択に迷うところだが、勝ち馬はこのどちらかから出そうだ。続いて時計上位のダイヤモンドビーム、先行してしぶといフライトレーダーあたり。アイファージュリア以下は展開の助けが必要だろう。

 

 4日目はシリーズメインでもある2歳牝馬の全国交流重賞「ラブミーチャン記念」(1600m)。園田プリンセスカップを勝ったリリコと、兵庫若駒賞で2着のアヴニールレーヴの兵庫2頭が強そうだが、これを迎え撃つのは地元のボルドープラージュ。秋風ジュニア続いて、ジュニアクラウン優勝と、重賞2連勝。中間もバリバリ鍛え込んできたし、地の利を生かせば3連勝も夢ではないだろう。他では地元に戻って変わり身が期待されるエリアント、浦和ティーズビーチ、岩手ボルドーシエルも大差はない。かの名牝に続く快速馬が登場するのか、見逃せない一戦だ。

 

 5日目はオープンの「東海クラウン」(1600m)。12月7日に復活する名古屋・マイル争覇のトライアルと銘打たれた一戦で、なかなかの激戦ムードだが、名古屋ウォーターディルのスピードはここでも抜けていそう。21勝中、逃げて20勝を挙げている快速馬で、前走の勝ちっぷりも実に見事だった。再転入初戦をV発進したフロリダパンサーも強力だが、ハナを切ってしまえば!? 前記2頭以外では1600mを得意としているヴェリイブライト。くろゆり賞ではあのカツゲキキトキトに0秒1差まで迫っている。あとは叩き3走目のハタノリヴィールや、「今回はともかく、いずれオープンで勝ち負けできそう」と陣営談の転入新馬イブキ。その実力がいかほどか、注目しておきたい。

 

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

 

競馬東海

 

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