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【開催見解】第15回笠松競馬(12/11~14)

2018年12月10日

 第15回笠松競馬は12月11日(火)~14日(金)までの4日間、「ウインターシリーズ」が開催される。ここでは各日のメインを順に紹介していきたい。

初日(12月11日)はB-1組「銀嶺特別」(1600m)。
 A級への登竜門とあって今回もなかなかの好メンバーがそろったが、中心はダイナマイトガイ。この条件は2走前にメドがついているし、ハナに固執しない先行力は軸にぴったり。ここに照準を合わせた無理使いのないローテも買い材料だ。相手は3歳馬から選択したいが、中でも注目はシンゼンアイル。休み明けのここ2走がケタ違いの強さで、勢いは最高潮だ。他では距離が合いそうなモスアゲート、クスリバコ、一発の破壊力ならトーセンパッソも差のないところ。初戦が強かったシュールダンスも2走目の上積みが見込め、穴党は一枚押さえておきたい。

2日目(12月12日)はA-3組「初雪特別」(1400m)。
 人気の中心はストーミーワンダーだろう。笠松GPでも穴人気していた実力派で、ここに下がれば力上位は明白。1400mの持ち時計も上位だし、先行自在脚で勝ち負けを誓う。相手本線はオースミチャド。実績からして距離短縮は好材料で、好発を決めれば際どい勝負になっても。あとは初戦でメドがついたシェアード、素質はオープン級のフライングゲット、好時計を連発しているマルヨアキトなど。相手は強いが、距離11勝のオロフィナアスールも一発の魅力を秘めている。

3日目(12月13日)はシリーズメインの2歳認定競走兼重賞「ジュニアキング」(1600m)。
 圧倒的な支持を集めそうなのはボルドープラージュ。当地へ転入後は秋風ジュニア、ジュニアクラウン、ラブミーチャン記念と、重賞を3連勝中。今回はメンバーにも恵まれているし、持ち前のスピードで4連勝を飾りそう。相手筆頭はフォアフロント。期待の素質馬がここにきて力を付けてきているし、距離延長も合いそうなタイプだ。3番手以降はやや混戦だが、好位からの競馬を習得したドリームパーリオ、決め手勝負ならエリアントが浮上の目。ワイエススカイやドリームノーティスも立ち回りひとつで3着くらいなら狙えそう。

4日目(12月14日)は古馬オープンの「東海クラウン」(1800m)。
 各馬の力量が接近して混戦ムードだが、今の勢いならサザンオールスターが好勝負に持ち込みそう。ここにきて急激に力を付けている印象を受けるし、笠松中心のローテで臨む点にも好感が持てる。これに待ったをかけるなら実績馬ハタノリヴィール。1800mなら存分に力を発揮できそうだし、ローテーション的にも変わりごろだ。単穴候補はイブキ。叩いた効果でずいぶん馬体が良くなってきており、今回はひと味違った競馬ができそうである。他では4連勝と勢いに乗っているカイシュウキリシマ、折り合った時のセブンサムライ、初戦が強かったデジタルフラッシュなど、伏兵陣も多彩だ。 

 

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

 

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