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【開催見解】第1回笠松競馬 (4/2~5 重賞:新緑賞)

2019年4月1日

 第1回笠松競馬は4月2日(火)~5日(金)の4日間、「新緑賞シリーズ」が開催される。

順に各日のメインを紹介していきたい。

 

初日はB-1組「淡墨桜特別」(1800m)。当地へ転入以来(9220)と馬券の対象から外れていないサンマルタイトル。ここも馬券に欠かせない存在になってくれそうだが、単の魅力という点ではアースコネクター。中央で3勝を挙げた実績はここではダントツだし、今回は叩いた上積みも見込めそう。こちらの頭を厚めがオススメだ。他には末脚が冴え渡っているファイトプラスや、初戦の勝ちっぷりが鮮やかだったヴァントネール、バレンティーノなど伏兵陣もなかなか豪華である。

 

 2日目はA-3組・中央500万条件の交流「臥龍桜特別」(1400m)。なんだかんだで中央勢が上位を独占することの多い鞍だが、今回は地元のリボンナイトにもチャンスがありそう。ことスピードに関してはオープンでもヒケを取らないし、1400mの持ち時計が1分25秒9と交流戦でも勝負になる計算だ。対する中央勢は上位どころの力量が接近しているが、中央でハナを切れているタマモベルガモや、戦績的にはアルマアノンやキングレイスターが好勝負になりそうな気配。他では地元カラカは昨秋にこの条件で2着があるが、いかんせん鼻出血の悪癖が。久々でもあり、自身との闘いといった部分が大きい。

 

 3日目は3歳の重賞「新緑賞」(1600m)。45回目を迎える3歳春の名物レースだが、今年はサウスグラストップで堅そうな雰囲気。「世代ナンバーワンになる可能性を秘めた素材」と陣営の期待が大きい馬で、今回は絶好の叩き3走目。メンバーにも恵まれた感があり、勝ち負けの期待はかなりだ。相手筆頭は同じく尾島厩舎が管理するニューホープ。当地で出走するのが初めてで未知な面はあるが、盛岡で若駒賞を好時計勝ちした素材。実績からすれば、あっさり逆転があっても驚けないか。これらに続くのはポアンカレ。前記した2頭を負かすまでは難しいかもしれないが、とにかく堅実。好時計を連発しており、体調面も悪くなさそう。他ではひと叩きしたレジア、距離延長で新味が出そうなベアーレあたりも穴っぽい。

 

 4日目はC-1組「笠松町商工会特別」(1600m)。いつも通り好調馬が目白押しの条件だが、最も勢いがあるのはこの鞍を連勝しているモンパルナス。無理使いのないローテに好感が持てるし、強烈な決め手の持ち主で、1600mなら末脚を存分に発揮してきそう。対するヤマニンフレッチェも連勝中で勢い十分。自分の型に持ち込んだ時の強さは圧巻で、距離延長も相対的にプラスに出そうなタイプだ。他では距離延長が合いそうなスリースプリング、先行自在脚が魅力のミメウルワシ、ヒルノコルドバも虎視眈々。展開ひとつで浮上しそうだ。

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

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